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2023年07月10日 建設局, (公財)東京都公園協会
「武蔵野の“くさはら”」で彩られた神代植物公園正門手前プロムナード(イメージ)
代々木公園でスタートした新たなガーデンコンテスト「東京パークガーデンアワード」が、2023年、神代植物公園でも始まります。
コンテストの最大の特徴は、宿根草(しゅっこんそう)等を活用した「持続可能なロングライフ・ローメンテナンス」のガーデンコンテストであること。デザインはもとより、植物や土壌の高度な知識が求められる、今までのものとは一線を画すガーデンコンテストです。
今回の舞台となる神代植物公園は、武蔵野の面影が残る広大な敷地を有する、日本を代表する植物公園です。その “おもてなしの顔”となる正門手前プロムナード(無料区域)に、コンテストガーデンを制作いただきます。
2回目を迎え、ますます注目が集まる新しいガーデンコンテスト「東京パークガーデンアワード」に、みなさま奮ってご応募ください!
今回のコンテストのテーマは「武蔵野の“くさはら”」です。かつて、武蔵野は見渡す限りの原野でした。ススキやハギなどが背を超えるまでに茂り、視界を遮る山や木もなく、野から出た月が野に沈む、月見の名所としても知られていました。
そんな背景に現代的な解釈を加え、豊かな色彩も取り入れたロングライフ・ローメンテナンスのガーデンを制作してください。
※「ロングライフ・ローメンテナンス」のガーデン:丈夫で長生きする宿根草や球根植物を中心に、季節ごとの植え替えをせず、主に植えたままの多年生植物が異なる季節に開花するガーデン。
特設ホームページ(外部サイトへリンク)で詳細をご確認ください。
書類審査の結果、通過作品5点にはコンテスト花壇の制作にあたり300万円を上限として材料費を支給します。
令和5年7月11日(火曜日)~令和5年9月1日(金曜日)
令和5年9月15日(金曜日)
令和5年12月上旬、令和6年2月下旬を予定
令和6年4月より3回の審査を経て令和6年11月に最終審査結果を発表予定
都立神代植物公園 正門手前プロムナード(無料区域)
[住所]調布市深大寺元町二・五丁目、深大寺北町一・二丁目、深大寺南町四・五丁目
園内の宿根草園を「市民協働ガーデン」としてリニューアルします。デザインは代々木公園でモデルガーデン「the cloud」を制作した、日本を代表するガーデンデザイナー吉谷桂子(よしやけいこ)氏が担当。吉谷氏のコンセプトを元に、地域の方々と公園管理者が一体となって共にガーデンを作り上げます。
市民協働ガーデン 四季のイメージ(デザイン:吉谷桂子氏)
園内の一角に子どもたちと一緒に花壇をつくります。土や植物、生き物に触れられる空間を創出することで、子ども達のウキウキ・ワクワクを引き出します。
植栽や手入れをする子ども達(イメージ)
東京都公園協会の公式スマートフォンアプリを使ったスタンプラリーや、クラフト作成など、宿根草や生態系に寄与するガーデンについて学べるイベントを実施予定です。
第1回の入賞者から、自身の応募書類の紹介や、植物の調達からガーデン制作・メンテナンスまで参加したからこそ分かる“ナマ”の声を伝えてもらい、参加を迷う方々のコンテストへの挑戦を後押しします。
都立公園では、令和5年春の浮間公園・舎人公園を皮切りに、夏の葛西臨海公園、秋の府中の森公園、芝公園、駒沢オリンピック公園、冬の日比谷公園、葛西臨海公園において、大花壇やライトアップで演出するなど、四季を通じた花と光の演出による新たな魅力の創出のための取組を展開しています。その一環として、「東京パークガーデンアワード」を実施します。
花と光のムーブメント特設ホームページ
問い合わせ先 (公財)東京都公園協会公益事業推進課 |
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