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報道発表資料  2023年09月07日  環境局, 港湾局

汐浜運河における魚のへい死について

昨日、汐浜運河の「南開橋」~「東陽橋」を中心に魚のへい死が確認されましたので、お知らせします。

1 発生状況

9月6日(水曜日)16時頃、汐浜運河の南開橋から東陽橋付近で魚がへい死しているのを 江東区の職員が確認し、港湾局がハゼなど約1,000匹を回収しました。
環境局が現地に職員を派遣し、水質及び浮上魚の状況等の確認を行った結果、本日11時00分現在、新たな魚のへい死は確認しておりません。

2 調査結果

環境局が本日11時頃に現場付近で実施した水質検査では、シアン及び六価クロム等の毒物は検出されませんでした。なお、水中の下層の溶存酸素量は0.19ミリグラム/リットルでした。このことから、水中の溶存酸素が不足したことが、魚のへい死の原因だと考えられます。

水質の分析結果(簡易分析)

  • 水温:28.3℃
  • pH:7.50
  • 溶存酸素量(DO):2.23ミリグラム/リットル(上層)
    0.19ミリグラム/リットル(下層)
  • シアン及び六価クロム:不検出

参考 周辺地点における平常の夏季の水中溶存酸素量(令和4年度水質測定結果)

汐浜運河(汐浜橋)
2.6ミリグラム/リットル(上層)
0.5ミリグラム/リットル(下層)

※汐浜運河における溶存酸素量(DO)の環境基準値 2ミリグラム/リットル以上
※汐浜運河におけるpHの環境基準値 7.0~8.3

3 対応

へい死した魚は港湾局が回収済みです。
引き続き、港湾局が運河巡視を実施し、環境局が継続的に水質調査を実施します。
※別紙 地図(PDF:133KB)

問い合わせ先
(水質及び事故原因について)
環境局自然環境部水環境課
電話 03-5388-3547
(へい死魚の回収について)
港湾局東京港管理事務所港務課
電話 03-5463-0212

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