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2023年09月12日 環境局
このたび東京都と環境省は、生物多様性に配慮した緑化を行う民間事業者の取組を後押しするため、都の「江戸のみどり登録緑地」制度【注1】と、国の「自然共生サイト」認定制度【注2】が相互に協力・連携するための協定を締結しましたので、お知らせします。
「自然共生サイト」認定制度との連携は自治体として全国初であり、今後、国と連携して、世界目標である30by30【注3】への貢献を目指していきます。
【注1】都内の在来種植栽の普及、生物多様性の保全に資する緑地の確保などを目的に、在来種(東京に自然分布している植物)を積極的に植栽し、生物多様性保全に取り組んでいる民間事業者の緑地を登録・公表する制度。平成29年度から開始。
【「江戸のみどり登録緑地」制度の概要】
別紙(PDF:548KB)及びホームページをご覧ください。
【注2】民間の取組等によって生物多様性の保全が図られている区域を国が認定する制度。令和5年度から開始。「自然共生サイト」認定区域のうち、保護地域との重複を除いた区域については、OECM(Other Effective area-based Conservation Measures:保護地域以外で生物多様性保全に資する区域)として国際データベースに登録される。
【「自然共生サイト」認定制度の概要】
環境省のホームページ(外部サイトへリンク)をご覧ください。
【注3】「昆明・モントリオール生物多様性枠組」において設定されたターゲットの一つ。2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全しようとする目標。
社会における生物多様性の主流化を加速させ、都内の在来種植栽の普及及び生物多様性の保全に資する緑地の確保を目的とする
「江戸のみどり登録緑地」が「自然共生サイト」への認定を希望する場合、都が、認定申請の受付及び予備審査の手続を実施します。また、都は、江戸のみどり登録緑地の認定に向け、書類の準備など支援を行っていきます。
本件は、「『未来の東京』戦略」を推進する事業です。
問い合わせ先 環境局自然環境部計画課 電話 03-5388-3548 |
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