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報道発表資料  2023年10月05日  環境局

SAF原料となる廃食用油回収イベント
自動回収機キックオフinイトーヨーカドーアリオ葛西店に都知事が参加します

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都は、持続可能な資源利用と航空業界の脱炭素化に貢献するため、持続可能な航空燃料(SAF)【注1】の原料となる廃食用油回収促進に係る事業【注2】を、株式会社イトーヨーカ堂と共同で実施しています。
このたび、廃食用油のリターナブルボトル【注3】自動回収機が、イトーヨーカドーの店舗で初めて設置されるにあたり、キックオフイベントを開催しますのでお知らせします。
10月は、環境省が定める3R(リデュース・リユース・リサイクル)推進月間です。
廃食用油のリサイクルについて学び、リターナブルボトルの回収を是非体験ください。

【注1】持続可能な航空燃料(SAF)について
SAFは、バイオマス由来の原料等を使用して生成されるジェット燃料で、従来の燃料に比べて温室効果ガス排出量の大幅な削減が可能です。
廃食用油、木材等、サトウキビ、藻類など、様々な原材料から生成可能で、現在の航空機にそのまま使用可能なため、国際民間航空機関が2050年カーボンニュートラルを採択する中、脱炭素化の切り札とされます。

【注2】廃食用油回収促進に係る事業について
都は、SAFの原料となる廃食用油の回収キャンペーン等を都と共同で行う事業を公募し、今年の7月に2件を採択しました。
今回のイベントは、本事業で採択した株式会社イトーヨーカ堂の取組の一つとなります。
事業の詳細はこちらに掲載しています。

【注3】リターナブルボトルについて

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従来の家庭系廃食用油の回収の多くは使用済みペットボトルにより行われていましたが、株式会社野村事務所が開発した専用リターナブルボトルを使用することにより、ゴミを発生させない取組となっています。
本事業において収集された家庭系廃食用油は、株式会社吉川油脂と連携し、石鹸・インク溶剤等の製造へ活用することで、再利用されます。
なお、回収された家庭系廃食用油の一部は、ENEOS株式会社によりSAFの原料としての活用を検討します。

1 日時

令和5年10月14日(土曜日) 13時45分から14時10分まで
(知事の参加は14時00分から14時10分まで)

2 場所

イトーヨーカドー アリオ葛西店 1階正面入口ウエストコート

QRコードの画像

3 内容

  • 小池都知事自動回収機デモンストレーション
  • 小池都知事、株式会社イトーヨーカ堂挨拶
  • 関係事業者より廃食用油回収促進に係る取組内容説明

4 その他

  • 自動回収機へのリターナブルボトル投入を来場者の皆様も体験できます。
    (自動回収機は、イベント後も本店舗に常設予定)
  • ご家庭に廃食用油がある場合は、是非、この機会にご持参ください。
  • 当日は、同会場でセブン-イレブン、イトーヨーカドー、江戸川区等の合同環境イベント(環境に対する取組を紹介)が10時から15時まで開催されます。自動回収機キックオフイベントとあわせてぜひご来場ください。
問い合わせ先
環境局資源循環推進部計画課
電話 03-5388-3593

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