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2023年12月26日 建設局, (公財)東京動物園協会
葛西臨海水族園(園長 錦織一臣)では、来年の干支にちなんだ名前を持つ魚、タツノオトシゴの仲間を展示しています。期間限定で特別に「トピック展示」水槽も設置中なので、ぜひ新年の干支にちなんで見学にお越しください。
トピック展示の様子
2023年12月14日(木曜日)に報道発表を行った都立動物園・水族園からのお知らせ(16号)の続報として下記情報をお届けします。
辰年に割り当てられる龍は、十二支で唯一の空想上の生き物ですが、世界中の海には多くの「龍」の仲間がすんでいて、水族園ではその一部を紹介しています。タツノオトシゴの仲間の特徴として、体は硬い骨板に覆われ、細い口、湾曲した体形で、魚らしくない姿をしています。その奇妙な形から、タツノオトシゴ(龍の落とし子)という和名がつけられ、英名ではsea horse(シーホース)と言われています。
当園では「世界の海」エリア「オーストラリア西部」水槽で、タツノオトシゴの仲間のビッグベリードシーホースを展示しています。また、2024年1月9日(火曜日)まで特別に、本館2階、案内カウンター前の「トピック展示」水槽でも、園内で繁殖した若い個体を展示しています。
ビッグベリードシーホース
さらに、タツノオトシゴに近い仲間には、英名でdragon(ドラゴン「龍」)の名を持つ種もいます。「オーストラリア西部」水槽では、そのうちの1種、ウィーディシードラゴンも展示しています。この魚の体には海藻に似た皮弁(ひべん)があり、まるで海中を漂う海藻のような姿です。タツノオトシゴの仲間の多くは、尾の先で海藻などにつかまっていることが多いのですが、ウィーディシードラゴンは、常にゆっくりと遊泳し、大きな体ともあいまって威風堂々とした龍のようにも見えます。展示中の個体は2019年に園内で繁殖した個体で、公益社団法人日本動物園水族館協会の加盟施設の中では、初めて繁殖に成功しました。現在は大きいもので全長30センチほどですが、最大46センチにもなります。
ウィーディシードラゴン
お正月は1月2日(火曜日)から開園していますので、ぜひ、「龍」(ドラゴン)の姿を見にお越しください。
干支にちなんで毎年制作・販売しているオリジナルぬいぐるみ(写真のモデルはビッグベリードシーホース)
9時30分~17時00分(入園は16時00分まで)
毎週水曜日(祝日のときは、翌日)
12月29日(金曜日)〜1月1日(月曜日・祝日)は休園 1月3日(水曜日)は開園
一般:700円、65歳以上:350円、中学生:250円
※小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料
※開園日については葛西臨海水族園公式ホームページ(外部サイトへリンク)でご覧いただけます。
葛西臨海水族園公式ホームページ
「ウィーディシードラゴン誕生」(東京ズーネットBB)(外部サイトへリンク)
関連動画(東京ズ―ネットBB)
都立動物園・水族園からのお知らせ(16号)
問い合わせ先 (公財)東京動物園協会葛西臨海水族園教育普及係 電話 03-3869-0284 Eメール kasai_kouhou(at)tzps.or.jp 建設局公園緑地部計画課 電話 03-5320-5374 Eメール S0000380(at)section.metro.tokyo.jp ※迷惑メール対策のため、メールアドレスの表記を変更しております。 お手数ですが、(at)を@に置き換えてご利用ください。 |
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