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2024年01月17日 生活文化スポーツ局
2025年、2つの国際的なスポーツ競技大会「世界陸上」と「デフリンピック」が東京で開催されます。
都では両大会への関心を高め、共生社会の理解促進につなげていくため、様々な取組を展開しています。
この度、両大会のアスリートや東京2025デフリンピック応援アンバサダーと子供たちが、きこえる・きこえないにかかわらず一緒にスポーツを楽しむ交流イベントを、2月25日(日曜日)に開催いたします。ゲストには東京2025デフリンピック応援アンバサダーの就任が本日発表された朝原宣治さんをはじめ、同アンバサダーの川俣郁美さん、アスリートのデフ陸上女子800メートル・1500メートル日本記録保持者 岡田海緒選手をお招きします。
本事業は子供たちを対象に、世界陸上やデフリンピックに関連するアスリートやアンバサダー等のゲストを含む参加者すべてが、きこえる・きこえないにかかわらず、手話やユニバーサルコミュニケーション機器等を活用してコミュニケーションをとりながら、スポーツを楽しむことのできるイベントです。
アスリートとの交流や、参加者同士のコミュニケーションを通して、子供たちにスポーツをするおもしろさや、聴者と聴覚障害者が「一緒につくり、楽しむ」共生社会への気づきを体験してもらうための取組となります。
なお、朝原さんのアンバサダーとして初の活動の場となり、アスリートや、同じくアンバサダーである川俣郁美さんとともに子供たちと交流いただきます。
TOKYO FORWARD 2025 アスリート交流イベント for KIDS
東京都
令和6年2月25日(日曜日)11時00分~12時30分(予定)
東京都立葛飾ろう学校 体育館(〒124-0002 東京都葛飾区西亀有2丁目58−1)
都内在住・在学の小学校4~6年生 30名程度(聴者・聴覚障害者混合)
※参加者募集方法の概要は「3 参加者募集方法」参照ください。
1997年、東京都生まれ。デフ陸上 女子800メートル・1500メートル日本記録保持者
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社所属。東京都立中央ろう学校、日本女子体育大学卒
生まれつき耳がきこえず、高校までろう学校に。中学には陸上部がなかったためバレーボール部に所属し、陸上は高校から本格的に始める。デフリンピックは、大学2年生時にサムスン2017大会に初出場し800メートル6位・1500メートル7位。翌2018年から2019年にかけて日本デフ記録を立て続けに更新し、前回デフリンピックのカシアス・ド・スル2022大会では1500メートルで銅メダルに輝く。東京2025デフリンピックでの活躍が期待される、日本女子デフ陸上をリードする存在。
1972年、兵庫県生まれ。陸上競技短距離元日本代表
高校時代から陸上競技に本格的に取り組み、大学では国体男子100メートルで10秒19の日本記録を樹立。その加速力から「和製カール・ルイス」と呼ばれた。
世界陸上には過去6回出場。アトランタ1996オリンピックでは、日本人選手としては28年ぶりに男子100メートルで準決勝に進出。北京2008オリンピックの4×100メートルリレーでは、アンカーとしてチームを悲願の銀メダルに導いた。
1989年、栃木県生まれ。3歳でろうに。
日本財団聴覚障害者海外留学奨学金事業5期生として米国に渡り、ギャロデット大学ソーシャルワーク学部卒業。その後も同大学院行政・国際開発専攻修士課程に進み、修了。日本財団にてアジアのろう者支援事業のコーディネート等を担当。
栃木県聴覚障害者協会理事。デフリンピックサムスン大会に日本選手団のサポートスタッフとして参加。
東京都内に在住又は在学の小学4~6年生
30名程度
※応募者多数の場合には抽選により参加者を決定し、令和6年2月中旬までに、応募フォームに登録されたメールアドレスに結果を連絡。
令和6年1月17日(水曜日)から2月13日(火曜日)23時59分まで
※個人情報は東京都個人情報の保護に関する条例等に基づき適正に管理します。
活躍が期待される選手や、大会を支え・盛り上げる方のインタビューをはじめ、世界陸上・デフリンピックを楽しむコンテンツを随時更新していきます。
tokyo_forward_2025_official
問い合わせ先 生活文化スポーツ局国際スポーツ事業部国際大会課 電話 03-5320-7990 |
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