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2024年03月29日 政策企画局
東京都は、こども達の東京に関する知識を深め、都政への理解を促進していく取り組みとして、毎月1回「広報東京都こども版」を配信しています。4月号のテーマは「未来の学校と授業」。
未来の学校はどんな形になり、授業はどのように変わるのでしょうか。2006年にできたアメリカのスタンフォード大学・オンラインハイスクールは、世界中の生徒にオンラインで授業を行うという先進的な学校です。校長の星友啓先生は「オンライン学校の運営を通して、さらに未来の学校についても考えるようになった」とのこと。4月27日から1カ月間開催される、東京の未来を体感するイベント「SusHi Tech Tokyo 2024」ショーケースプログラムの特別企画「2050年学校アイデア会議」を監修する星先生に、「未来の学校と授業」について話を聞きました。
今の子どもたちは2050年には立派な大人になっています。もしかしたらその頃、自分の子どもが学校に通っていて「こんな授業を受けている」「今とこんなに違う」と感じられると、イメージしやすいのではと考えたからです。また、2050年には今はまだない職業が誕生するでしょう。今から20年前にはYouTubeもなく、なりたい職業ランキングにYouTuberも入っていませんでした。こうして時代に必要な新しい職業が増えていくことを考え、子どもたちにどんな教育をして、どんなスキルを身につけてもらえばいいのか、という視点で「2050年」について考えています。 「SusHi Tech Tokyo 2024」ショーケースプログラムの特別企画「2050年学校アイデア会議」では、未来の学校や授業をどうしたいか皆さんの意見も聞かせてください。
スタンフォード大学・オンラインハイスクール校長 星友啓先生
「未来の乗り物」というと、どんなものをイメージしますか?未来が舞台のSF映画やマンガでは、よく無人タクシーや空を飛ぶクルマが出てきます。そんな想像の世界がすぐ近くに迫っています。
人ではなく、システムが運転する「自動運転」の技術開発が着々と進んでいます。高速道路など特定の条件が満たされた環境で、システムがすべての運転を実行できる「高度運転自動化」に向けた準備が始まっています。自動運転と併せて「空飛ぶクルマ」にも注目が高まります。目的地まで渋滞知らずで空を飛ぶことができる新たなモビリティが、今まさに登場しようとしています。どこまで開発が進み、活用されるのか、目指す未来をのぞいてみましょう。
「食品ロス」とは、まだ食べられるにもかかわらず捨てられてしまう食べ物のことを言います。この食品ロスをなくしていくことが、今の日本だけでなく未来の世界にとって、とても大切です。国民一人当たりの食品ロスは、毎日おにぎり1個分(114グラム)と言われており、東京都では2050年に食品ロスを実質ゼロにする目標を掲げています。では、食品ロスはどのようにしたら減らしていけるのでしょうか。
食品ロスを減らす新しい技術を利用した「フードテック」による解決方法やわたしたち一人ひとりが具体的にできる取り組みをご紹介します。
「広報東京都こども版」は、主に小学校4~6年生、保護者を対象に、都の施策や事業などの中からテーマを定め、こども達にとって身近な話題を交え解説しています。
広報東京都こども版がこども達の「なぜ?」や「なに?」を刺激することで、こども達自身でさまざまなことを自発的に考え、発信していくことを目指しています。
問い合わせ先 政策企画局戦略広報部戦略広報課 電話 03-5388-3093 Eメール S0014905(at)section.metro.tokyo.jp ※迷惑メール対策のため、メールアドレスの表記を変更しております。 お手数ですが、(at)を@に置き換えてご利用ください。 |
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