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報道発表資料  2024年04月24日  水道局

水源の現状と今後の見通しについて

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本日、令和6年度第1回利根川水系渇水対策連絡協議会幹事会(春季定例会)【注】及び令和6年度第1回荒川水系渇水調整協議会(春季定例会)【注】が開催され、利根川上流のダム群等の貯水状況や今後の対策等を関係者間で確認しました。
多摩川水系の水源の現状とあわせて、今後の見通しについて、下記のとおりお知らせします。

【注】開催結果については、国土交通省関東地方整備局ホームページにてお知らせしています。

1 水源の現状

(1)利根川水系及び荒川水系(4月23日現在)

利根川上流9ダムの貯水量は、4億7,426万立方メートル、貯水率86パーセント、平均値に対する割合129パーセントで、同時期の平均貯水量を上回っています。
また、荒川4ダムの貯水量は、9,157万立方メートル、貯水率64パーセント、平均値に対する割合93パーセントで、同時期の平均貯水量を下回っています。

(2)多摩川水系(4月23日現在)

多摩川水系(小河内貯水池、村山・山口貯水池)の貯水量は、1億5,561万立方メートル、貯水率71パーセント、平均値に対する割合は87パーセントで、同時期の平均貯水量を下回っています。
なお、各水系の貯水状況は別添(PDF:360KB)のとおりです。

2 今後の見通し

  • (1)気象庁発表の気象情報(1か月予報:4月20日から5月19日までの天候見通し)によると、降水量は「多い」と「平年並」の確率は合わせて70パーセントとなっています。
  • (2)国土交通省関東地方整備局によると、利根川上流9ダムのうち7ダム(奈良俣、藤原、相俣、薗原、八ッ場、草木、渡良瀬貯水池)は満水となりましたが、本年は春先の高温により雪解けが早まっているため、例年より早くダムの貯水量が減少していくことも考えられます。更に、降雨状況によっては、ダムの貯水量が急激に減少することも考えられることから、上流域の融雪状況や降雨、農業用水や都市用水の水利用を十分考慮するとともに、既存施設を広域的かつ効果的に活用し、きめ細かい運用を行っていくとしています。
  • (3)多摩川水系については、平均を下回る貯水量となっていますが、今後の降雨状況や河川流量に応じて効率的な水運用を実施し、貯水量の確保に努めてまいります。

都といたしましては、引き続き水源状況、気象情報等を慎重に見守りながら、安定給水の確保に努めてまいります。都民の皆さまには、日頃からの節水にご協力をお願いいたします。
なお、水道局ホームページ及び水源情報ダイヤル(電話 03-3528-3900)では、貯水量の情報をお知らせしています。

 

問い合わせ先
水道局浄水部浄水課
電話 03-5320-6473
Eメール jo-jo-mizuunyo(at)waterworks.metro.tokyo.jp
※迷惑メール対策のため、メールアドレスの表記を変更しております。
お手数ですが、(at)を@に置き換えてご利用ください。

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