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令和6年(2024年)4月25日更新

報道発表資料

産業

花粉の少ない森づくりについて

花粉の量を削減するためにスギやヒノキを伐採することは非常に有り難いです。しかし、なぜその後にスギを植えるのですか。花粉の少ないスギとはいえ、花粉が発生します。代わりの木は多くあります。多様な木々を植えるようお願いしたいです。

取組

このたびは、スギ等の植替えに関して御意見をいただき、ありがとうございます。花粉の少ない森づくりについて、都の取組を御説明させていただきます。
森林は、土砂災害を防止するとともに、二酸化炭素を吸収し地球温暖化の緩和に貢献するなど、近年、その役割がますます重要になっています。
戦後に造成されたスギやヒノキ等の人工林の多くが、現在、利用期を迎えています。これらを木材として利用し、伐採跡地に再び森林を育てていく「森林循環」は、大気中の二酸化炭素を増やすことがない「カーボンニュートラル」という持続的な営みです。
スギやヒノキは、木材としての利用価値が高く、森林循環を継続していく上で欠かせない樹種です。このため、東京都は、花粉対策としてスギやヒノキの人工林を伐採した後に、花粉の少ないスギ等の苗木を植えています。
今後とも、都の森林・林業行政に御理解と御協力をいただきますよう、よろしくお願いします。

Link 森林循環の促進(花粉の少ない森づくり)

(産業労働局)

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