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2024年04月30日 建設局, (公財)東京動物園協会
東京都では、令和10年3月の新水族園オープンに向けて葛西臨海水族園のリニューアルを進めています。新しい水族園は、「海と接する機会を創出し、海と人とのつながりを通して海への理解を深める」を新たなコンセプトに、展示・空間演出の刷新や、環境保全への貢献など、未来に向けた新たな役割を果たすため、ハード・ソフト両面から全く新しい施設へと生まれ変わります。
新水族園に関する情報は、建設局ホームページ等でお知らせしています。
建設局ホームページ
リニューアルオープンに向けて、利用者の皆さま、特に未来を担うこども達と共に考えながら整備事業を進めてまいります。新水族園の整備期間中も、数々の魅力的なイベント等を行いながら、現在の水族園本館は開園を継続いたします。また、現在の水族園本館の建物の保存について、建築家をはじめとした皆さまとの意見交換を行ってまいります。 |
新しい水族園開園のオープンに向け、「サンゴプロジェクト」「おさかなプロジェクト」「アクセシブルプロジェクト」の3つのプロジェクトを行っていきます。
各プロジェクトを通じて、都民の皆様と一緒に水族園を創ってまいります。各プロジェクトの詳細は、後日、公表いたします。
※各プロジェクトの内容については、建設局ホームページに掲載している「ファクトシート」「よくある質問」にも掲載しております。
現在、淡水に生息する生き物は、淡水生物館を含む「水辺の自然」エリアで展示をしていますが、新しい水族園では、本館内で東京の川の水辺環境と淡水生物を併せて展示することで、淡水の生態系を一体的にご覧いただける展示にします。具体的には、東京の川の源流から河口に至るまでの場面を体系的に展示するほか、池沼や田んぼなど里山の水辺環境も展示し、体験的に学び、環境を考える場を提供します。
淡水生物館を含む「水辺の自然」エリアの展示及び芝生広場などの利用は、令和6年5月19日(日曜日)をもって終了となります(最終利用日5月19日)。現在「水辺の自然」エリアに展示している生き物については、地元小学生の皆さんにお手伝いいただき、現在の水族園のバックヤードへの「引越し」を行います。
現在の水族園の建物は、新しい水族園のオープン後も保存していくこととします。今後、建物をどのように保存し利用していくか、建築家をはじめとした有識者の方々などとの意見交換や調査検討等を進めていきます。また、ガラスドームへの愛着やリスペクトを表現するイベントなども実施します。
こうした一連の取組を「ガラスドームプロジェクト」と名付け、令和6年度は、シンポジウムやアートイベント、3Dデジタルアーカイブスの制作等を行う予定です。詳細については改めてお知らせします。
現在の水族園建物の保存については、建物を設計した谷口建築設計研究所所長であり、国際的に著名な建築家である谷口吉生氏から、メッセージを頂戴しました。
東京都葛西臨海水族園の既存施設が将来にわたって保存されることは、設計者として大変嬉しいことで、感謝申し上げます。 谷口建築設計研究所 |
本件は、「『未来の東京』戦略」を推進する事業です。
戦略9 都市の機能をさらに高める戦略
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