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2024年05月31日 産業労働局
東京都では、都民や釣り人等から関心が高く、水産資源としても重要なアユについて、昭和58年から多摩川下流部で遡上調査を行っています。
令和6年には、推定37万尾のアユの遡上が確認されました。遡上数は昨年より減少し、近年では最も少なかった令和3年に次ぐ値となりました。
令和6年3月12日から令和6年5月28日まで
多摩川河口より11キロメートル地点に設置した定置網(下記参照)
前日午前10時00分から翌日午前10時00分までの24時間に定置網に入ったアユを毎日数え、累計入網数から下の式により遡上数を推定しました。
推定遡上数=累計入網数÷入網率5.4%【注】
【注】入網率:多摩川を遡上するすべてのアユのうち、定置網に入るアユの割合
調査開始以降、3月下旬からアユが入網し始め、4月上旬から中旬まで遡上の盛期が認められました。その後は、5月上旬ごろにまとまった遡上がみられましたが、5月中旬からはアユの入網しない日が多くなりました。調査期間を通じた魚体サイズは、平均6.5センチメートルで、過去10年間で2番目に高い値でした。
※詳細な結果は、ホームページに掲出しています。
※別紙 補足資料「令和6年のアユ遡上数に影響した要因」(PDF:655KB)
問い合わせ先 東京都島しょ農林水産総合センター振興企画室 電話 03-3454-1953 |
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