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報道発表資料  2024年07月11日  環境局, 建設局

隅田川における魚のへい死について

隅田川の「桜橋」~「両国橋」を中心に魚のへい死が確認されましたので、お知らせします。

1 発生状況

7月10日(水曜日)午前9時00分頃、桜橋近くの隅田川で魚がへい死しているとの通報がありました。
環境局及び建設局は、現地に職員を派遣し、水質及び浮上魚の状況等を調査した結果、「桜橋」~「両国橋」の区間を中心に(※一部、北十間川を含む)、コノシロなど約1000匹の魚のへい死を確認し、回収しました。

2 調査結果

環境局が本日10時00分頃に桜橋で実施した水質テストでは、シアン等毒物の検出はありませんでした。
なお、魚のへい死の原因はわかっていません。

水質の分析結果(簡易分析)

  • 水温:28.5℃
  • pH:6.9(環境基準値 6.5~8.5)
  • 溶存酸素量(DO):8.6ミリグラム/リットル (環境基準値 5ミリグラム/リットル以上)
  • シアン及び六価クロム:不検出

3 対応

環境局が水質テストを実施し、建設局がへい死した魚の回収を行いました。現場調査の結果、新たな死魚は確認されておりません。

周辺図

(参考)測定項目について

  • pH:水の酸性、アルカリ性を示す指標です。0から14の間の数値で表現されています。pH7が中性、小さくなるほど酸性、大きくなるほどアルカリ性であることを表しています。通常日本の河川のpH値は7.0前後です。
  • 溶存酸素量(DO):水中に溶解している酸素のことです。一般に、魚介類が生存するためには、3ミリグラム/リットル以上が必要であり、良好な状態を保つためには5ミリグラム/リットル以上であることが望ましいとされています。【注】

【注】国土交通省 河川水質調査要領(第6章 豊かな生態系を確保するための水質調査)より

※「第6章」の数字の正しい表記はローマ数字です。

問い合わせ先
(水質及び事故原因について)
環境局自然環境部水環境課
電話 03-5388-3569
(へい死魚の回収について)
建設局河川部防災課
電話 03-5320-5163

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