2024年08月22日　 会計管理局

令和6年度公金管理実績（第1四半期）について

会計管理局では、令和6年度第1四半期（4月1日から6月30日まで）の公金管理実績を取りまとめましたので、お知らせします。

令和6年度公金管理実績（第1四半期）の概要

平均残高の減少

令和6年度第1四半期の公金全体の平均残高は、前期（令和5年度第4四半期。以下同じ）より4,361億円減少し、5兆9,458億円となりました。年度当初における各種支払の集中により歳計現金等が減少した一方、基金残高は東京強靱化推進基金等の積立により増加しました。

利回りの上昇・運用収入の増加

利回りは、定期性預金の金利上昇等により前期より0.033ポイント上昇し、0.066％となりました。平均残高は減少したものの、運用収入は前期より4億4,875万円増加し、9億7,984万円となりました。

1　全体

	令和6年度 第1四半期（A）	令和5年度 第4四半期（B）	対前期比 （A-B）	（参考）令和5年度 第1四半期（C）	対前年同期比 （A-C）
平均残高	5兆9,458億円	6兆3,819億円	-4,361億円	5兆8,353億円	1,105億円
利回り	0.066%	0.033%	0.033ポイント	0.034%	0.032ポイント
運用収入	9億7,984万円	5億3,109万円	4億4,875万円	4億9,775万円	4億8,209万円

2　内訳

（1）歳計現金等

	令和6年度 第1四半期（A）	令和5年度 第4四半期（B）	対前期比 （A-B）	（参考）令和5年度 第1四半期（C）	対前年同期比 （A-C）
平均残高	1兆3,887億円	1兆8,637億円	-4,750億円	1兆3,576億円	311億円
利回り	0.022%	0.002%	0.020ポイント	0.001%	0.021ポイント
運用収入	7,454万円	841万円	6,613万円	392万円	7,062万円

• 年度当初には都税収入がほとんどない一方、各種支払の集中により、平均残高は前期より減少しました。また、定期性預金の金利上昇等により、利回りは上昇しました。

（2）基金

	令和6年度 第1四半期（A）	令和5年度 第4四半期（B）	対前期比 （A-B）	（参考）令和5年度 第1四半期（C）	対前年同期比 （A-C）
平均残高	3兆7,202億円	3兆6,494億円	708億円	3兆5,975億円	1,227億円
利回り	0.094%	0.055%	0.039ポイント	0.053%	0.041ポイント
運用収入	8億6,762万円	5億451万円	3億6,311万円	4億7,702万円	3億9,060万円

• 東京強靱化推進基金等の積立により、平均残高は前期より増加しました。また、定期性預金の金利上昇等により、利回りは上昇しました。

（3）準公営企業会計資金

	令和6年度 第1四半期（A）	令和5年度 第4四半期（B）	対前期比 （A-B）	（参考）令和5年度 第1四半期（C）	対前年同期比 （A-C）
平均残高	8,369億円	8,688億円	-319億円	8,802億円	-433億円
利回り	0.018%	0.008%	0.010ポイント	0.008%	0.010ポイント
運用収入	3,769万円	1,816万円	1,953万円	1,681万円	2,088万円

• 前期末の企業債の償還等により、平均残高は前期より減少しました。また、定期性預金の金利上昇等により、利回りは上昇しました。

※詳細はホームページをご覧ください。

※計数については、表示単位未満を四捨五入し端数調整をしていないため、「1全体」と「2内訳」の（1）～（3）の合計とは一致しない場合があります。

※別紙1　運用商品別内訳（令和6年度第1四半期）（PDF：292KB）
※別紙2　金融機関種別預金内訳（PDF：242KB）
※別紙3　債券種別内訳（PDF：203KB）

問い合わせ先 会計管理局管理部公金管理課 電話　03-5320-5918