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2024年08月28日 生活文化スポーツ局, 公益財団法人東京都歴史文化財団
東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団は、アール・ブリュット【注】2024巡回展「抽象のラビリンス 夢みる色と形」を開催いたしますので、お知らせいたします。
本展では、都内3か所を巡回する展覧会と、大島町で出張イベントを開催し、日本の作家7名の自由で想像をかきたてる作品世界を紹介します。色鮮やかなグリッド、カラフルで不規則な形、夢の中に表れる奇妙なフォルム。まるで「抽象のラビリンス」に迷い込んだかのような不思議な体験をお楽しみください。
【注】アール・ブリュット(Art Brut)は、フランスの芸術家ジャン・デュビュッフェによって提唱されたことばです。今日では、広く、専門的な美術の教育を受けていない人などによる、独自の発想や表現方法が注目されるアートを表します。
箭内裕樹《Untitled》制作年不詳 社会福祉法人みぬま福祉会工房集蔵
松井瑛美《彼岸花》制作年不詳、作家蔵
柴田鋭一《せっけんのせ》2006年、社会福祉法人みぬま福祉会工房集蔵
渋谷区神南1-19-8
9月28日(土曜日)から12月22日(日曜日)まで、11時00分~19時00分
(10月15日、11月5日及び月曜日休館。ただし、10月14日及び11月4日は開館)
葛飾区立石6-33-1
2025年1月17日(金曜日)から1月26日(日曜日)まで、11時00分~18時00分(会期中休館無し)
三鷹市上連雀6-12-14
2025年1月31日(金曜日)から2月12日(水曜日)まで11時00分~18時00分(月曜日休館)
大島町元町1-1-14
11月16日(土曜日)11時00分~12時00分
東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団
葛飾区、三鷹市、大島町
無料
アール・ブリュットの魅力を都内に巡回して紹介する展覧会は、今回で5回目を迎えました。この節目の年に、アール・ブリュット作品への関心をより一層高めることを目的として、本分野の研究家として国際的に活躍しているエドワード・M・ゴメズ氏をゲスト・キュレーターに迎え、本展を開催いたします。
アール・ブリュットにおける〈抽象〉の表現にあらためて注目し、日本の作家7名の自由で想像をかきたてる作品世界を紹介します。
伊藤駿(いとうしゅん)、ガタロ、柴田鋭一(しばたえいいち)、對馬考哉(つしまこうや)、土橋美穂(つちはしみほ)、松井瑛美(まついえみ)、箭内裕樹(やないゆうき)
(五十音順)
美術評論家、美術史家、アール・ブリュット・コレクションの諮問委員会会員
評論家として「ニューヨーク・タイムズ」「ハイパーアレルギック」「アートニューズ」「アート・イン・アメリカ」「ジャパン・タイムズ」など多数の新聞雑誌に寄稿。イギリスのアウトサイダー・アートの雑誌「ロー・ビジョン」の元海外通信員 兼 編集者
アール・ブリュット作家とその作品の魅力を早見沙織さんがナビゲートします。
声優・アーティスト。東京都出身。アニメ「SPY×FAMILY」ヨル役、「鬼滅の刃」胡蝶しのぶ役、「ONE PIECE」ヤマト役、映画「聲の形」西宮硝子役など、美しい声質と演技力で人気作品に多数出演
吹き替えやナレーション、歌手としても活躍
東京都渋谷公園通りギャラリーでは、会期中、トークイベント、ワークショップ、分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」とまわる鑑賞ツアーなど関連イベントの開催を予定しています。
上記イベントの他、ギャラリートーク(展示会場内で作品解説等、学芸員が案内)、視覚障害のある方のための触図をつかった鑑賞ツアー、「やさしい日本語」による鑑賞ガイドの配布を予定しています。
展覧会、関連イベント等の詳細については、東京都渋谷公園通りギャラリーのホームページ(外部サイトへリンク)をご覧ください。
本件は、「『未来の東京』戦略」を推進する事業です。
戦略15 文化・エンターテインメント都市戦略「芸術文化によるウェルビーイング向上プロジェクト」
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