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2024年12月19日 生活文化スポーツ局
東京都は、痴漢被害のない社会の実現を目指し、庁内横断のプロジェクトチームを立ち上げ、様々な取組を進めています。その一環として、昨年度、都内の痴漢被害の実態及びその傾向を把握するため、都として初の大規模な調査を実施しました。この度、2回目となる令和6年度痴漢被害実態把握調査を実施し、結果を取りまとめましたので、お知らせします。
また、「痴漢撲滅プロジェクト」ホームページ(令和6年9月末開設)に、被害に遭った際や被害を目撃した際の行動を学ぶ「学習コーナー」を掲載しましたので、お知らせします。
調査方法 WEBアンケート調査
※ここ1年・場所を問わず
痴漢被害にあったことがある 約13%
※ここ1年・電車内
朝の通勤・通学時間帯 約65%
※ここ1年・電車内
新学期・新年度の時期が最多
4~5月(新学期・新年度)、7月(薄着になる時期)
朝のラッシュ時間帯
混雑状況が高くなるほど被害が多い(身動きできない状況では減少)
ドア付近、ドアとドアの間のスペース
スマートフォン使用時が多い
痴漢現場での行動をシミュレーションできる「行動編」と、痴漢対策に役立つ基礎知識がクイズ形式で学べる「知識編」を公開しています。全てのステージをバランスよく学習できる「カリキュラム」の全問題をクリアすると、オリジナル壁紙がダウンロードできます。
学習コーナーをはじめ、ホームページでは被害・目撃時の対応方法等を掲載しているので、ご活用ください。
ステージ選択画面の例
クイズに回答することによりストーリーが進む「行動編」
一都三県(埼玉、千葉、神奈川)在住の16~69歳の方 6,315名(男性3,070名、女性3,216名、その他29名)
東京都内在住又は東京都に通勤・通学等をする16~39歳の方で、直近1年間に電車内、駅構内で被害にあったことがある方 522名(電車内504名、駅構内18名)
東京都内在住又は東京都に通勤・通学等をする16~69歳の方で、直近1年間に電車内、駅構内で被害を目撃等したことがある方 402名(電車内372名、駅構内30名)
東京都内在住又は東京都に通勤・通学等をする16~69歳の方で、被害の経験、目撃等の経験が生涯で一度もない方 613名
「令和6年度痴漢被害実態把握調査報告書」等は、「痴漢撲滅プロジェクト」ホームページに掲載
本件は、「『未来の東京』戦略」を推進する事業です。
戦略8 安全・安心まちづくり戦略
「自らのまちを自らで守る地域活動活性化プロジェクト」
問い合わせ先 生活文化スポーツ局都民安全推進部治安対策課 電話 03-5388-2279 |
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