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2024年12月19日 保健医療局
都内のインフルエンザ定点医療機関からの12月9日から12月15日(第50週)の患者報告数が17.36人となり、都の注意報基準を超えました。
今後、さらなる流行の可能性があるため、インフルエンザの予防、拡大防止のために、引き続き、こまめな手洗い、消毒、咳エチケット等の基本的な感染予防策を一人ひとりが心がけてください。
現時点で、都全体の定点当たり報告数は17.36です。また、定点あたり報告数が注意報レベル開始基準値である10人を超えた保健所は31か所中29か所です。そのうち、警報レベルにある保健所は1か所となっています。
今シーズン(2024年9月2日以降)において、都内の学校や社会福祉施設等で発生したインフルエンザ様疾患の集団感染事例は、12月15日までに599件報告されています。
上記データは、都内のインフルエンザ定点医療機関から報告された患者数を報告機関数で割ったものです。
保育所 | 幼稚園 | 小学校 | 中学校 | 高等学校 | その他 | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2024-2025年シーズン累計 2024年9月2日~2024年12月15日 |
0 | 9 | 335 | 102 | 33 | 0 | 479 |
2023-2024年シーズン累計(同時期) 2023年9月4日~2023年12月17日 |
1 | 111 | 2,979 | 957 | 239 | 7 | 4,294 |
(単位:件)
|
【注】AH1pdm09:2009年に新型インフルエンザと呼ばれて流行したウイルス。
2011年4月1日から季節性インフルエンザとして位置づけられている。
定点患者報告年齢階層別内訳 (直近6シーズン)
インフルエンザ定点医療機関から報告された患者の年齢階層別内訳
(2024-2025シーズンは第50週分まで)
定点当たり患者報告数が10.0人/週を超えた保健所は、都内31か所中29か所で、報告数が高い順に、荒川区(32.43人)、町田市(29.31人)、多摩小平(29.17人)、八王子市(23.44人)、多摩府中(23.42人)、中野区(22.00人)、江戸川(21.58人)、世田谷(19.36人)、北区(18.36人)、墨田区(17.63人)、台東(17.57人)、池袋(17.00人)、島しょ(16.50人)、練馬区(16.30人)、江東区(15.86人)、足立(14.75人)、文京(14.29人)、多摩立川(14.00人)、品川区(13.75人)、板橋区(13.38人)、渋谷区(13.00人)、南多摩(12.93人)、みなと(12.33人)、大田区(12.33人)、葛飾区(11.54人)、目黒区(11.38人)、西多摩(10.86人)、新宿区(10.75人)、杉並(10.12人)となっています。
「東京都感染症情報センター」のホームページにおいて、インフルエンザの発生状況や発生時の対策についての情報提供を行っています。
都内における流行状況が注意報・警報基準に達した場合には報道発表を行っています。
注意報基準:定点医療機関からの報告において、定点当たり患者報告数が10人/週を超えた場合
警報基準:定点医療機関からの報告において、定点当たり患者報告数が30人/週を超えた場合
いずれの場合も、保健所の管内人口の合計が、東京都の人口全体の30%を超えた場合には、広域的に流行が発生・継続しているとして注意報・警報を発します。
インフルエンザの予防や啓発ツール、ワクチンに関する情報提供を行っています。
啓発ポスター
啓発リーフレット
地域において施設等の実態を踏まえた助言や指導等を行っています。
問い合わせ先 (感染症に関する東京都の対応等、全般に関すること) 保健医療局感染症対策部防疫課 電話 03-5320-4088 感染症患者の報告数(感染症発生動向に関すること) 健康安全研究センター企画調整部健康危機管理情報課 電話 03-3363-3213 |
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