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2024年12月26日 政策企画局
この報告は、メール、ファクス、手紙、電話等で「都民の声総合窓口」に直接寄せられた提言要望等の状況を取りまとめたものであり、都民の世論の状況を調査・集計したものではありません。
都は、都民から寄せられる提言、要望等を広く受け止め、都政の運営に活かしていきます。
11月1日~11月30日 2,223件
4月からの累計 23,918件
※月例報告は「都民の声総合窓口」に寄せられた提言、要望等の趣旨を取りまとめたものです。
※「都民の声総合窓口」に寄せられる提言、要望等については、所管局等へ伝達しています。
※【対応】には、当該案件の申出者への対応状況などを掲載しています。
※【取組】には、当該案件に関する事業所管部署の取組状況などを掲載しています。
※【説明】には、当該案件についての事情や解説などを掲載しています。
※【伝達】には、都民の声総合窓口から全庁に伝達したことを掲載しています。
令和6年11月中に、都民の声総合窓口に知事への声が、161件寄せられました。
概要は、都政や施策等に関する意見(117件)、知事の政治姿勢や政治活動に関する意見 (44件)がありました。
朝、都庁近くのバス停で、バスを降りる際に派手に転んでしまいました。すると、都庁の駐車場入口にいた警備員の方が即座に駆けつけ「大丈夫ですか」と手を貸してくれ、落とした荷物も拾ってくださいました。私は転んでしまった恥ずかしさと驚きで、すぐに歩き出せなかったのですが、しばらくそばで優しい声を掛けてくださいました。温かい対応に本当に救われました。ありがとうございました。
このたびは、警備員の対応についての御意見をお寄せいただき、誠にありがとうございます。
警備員は、日頃から親切、丁寧な対応を心掛けておりますが、このような御意見が何よりの励みとなります。
都は今後も、来庁者の皆さまへのより良い接遇に努めて参りますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
(総務局)
手続をするために都庁の健康安全課を訪ねました。書類を出したところ、職員の方から「書類を出されただけじゃ何の手続か分かりません。ここは色んな手続をやるところなんで。」と言われてしまいました。書類を出す際に口頭で手続の内容を伝えてくださいという説明書きはありませんでした。職員の方にとってはいつものことでも、来庁者にとっては初めての事かもしれません。小馬鹿にしたような、挑発的な言い方で大変不愉快でした。寄り添いの気持ちを持ってほしいです。
また、入口に案内の方が一人もいなかったので、順番待ちの手続にも戸惑いました。職員の方には、困っている来庁者を見かけたら声を掛けるなどしてほしいです。
このたびは、職員の対応により、大変不快な思いをされたことにつきまして、深くおわび申し上げます。
いただいた御指摘を真摯に受け止め、関係部署の窓口業務を行う全職員に対し、手続をされる都民の方々の立場に立った接遇を行うよう、注意喚起いたしました。また、順番待ちの手続についても、来庁者向けの案内を見直し、手続が分からず困っている方を見かけた職員は、声を掛け、窓口の案内を行うよう周知徹底しました。
今後とも、受付窓口に来庁される方々へ丁寧な説明や案内を行うなど、適切な対応に努めて参ります。
(保健医療局)
東京都が10月初旬に「東京都飲食店バリアフリーガイド」に掲載する新規掲載店舗の募集を行っていましたが、その募集によって「東京都飲食店バリアフリーガイド」というものがあることを知りました。障害者が街に出たときに役立つ大変すばらしい出版物だと思います。是非、区役所や図書館・交通機関など障害者が立ち寄りやすいところに配備してください。
このたびは、東京都飲食店バリアフリーガイドに関して御意見をいただき、ありがとうございます。
現在発行している東京都飲食店バリアフリーガイドは、東京を訪れる障害者や高齢者等の皆さまが飲食店を利用するに当たり、事前の参考としていただけるよう、バリアフリー対応に取り組んでいる都内の飲食店210店舗を紹介しています。東京都飲食店バリアフリーガイドは、東京都ホームページに掲載しているほか、東京観光情報センターなど観光客の方が多く立ち寄る場所で配布しています。
今後は掲載店舗を増やすなど、内容の充実を図るとともに、より障害者の方が手に取って御活用いただけるよう、区市町村を通してより多くの場所に配布して参ります。
今後とも都の観光行政に御理解と御協力をいただきますと幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
Link 東京都飲食店バリアフリーガイド
(産業労働局)
「闇バイト」と呼ばれる強盗事件が多発しています。その多くが若い人たちによるものです。若い人たちが通常ではありえない簡単で短時間、高収入といった内容のアルバイトに手を出す背景には、生活苦という事情があるようです。また、ホワイトな仕事だと思って応募したはずが、気付いた時には個人情報をもとに脅され、犯罪に手を染めなければならなくなるという本人だけで解決するのは難しい状況に陥ることも分かってきています。そのため、若い人たちが闇バイトに落ち込まないように、また闇バイトに気付き、そこから抜け出すことが困難になった時にも相談や支援が受けられるような対策をしてほしいです。
このたびは、闇バイトに関して御意見をいただき、ありがとうございます。
闇バイト対策について、都の取組を御説明します。
各地で発生しているいわゆる「闇バイト」に関する事件では、若者が巻き込まれ、脅迫されて強盗の実行役とされているケースがあります。
都では、闇バイト勧誘の手口や実態を紹介したり、危険な求人情報の見分け方などをクイズ形式で分かりやすく解説するための特設サイトを開設しています。若者等に向けて、SNS等を活用し、都が運営する特設サイトに繋げる取組も行っています。あわせて、啓発リーフレットを作成し、大学や若者が良く訪れる場所であるネットカフェ等に置いています。
特設サイトやリーフレットには、最寄り警察署への相談や警察の相談窓口である#9110への連絡を呼び掛けるとともに、都の相談窓口である「犯罪お悩みなんでも相談」、若者総合相談センター「若ナビα」などを紹介し、若者が自分の状況に適した相談先を選べるようにしております。
今後とも、都の安全・安心に関する取組に御理解と御協力をいただきますよう、よろしくお願いいたします。
Link 特殊詐欺加害防止 特設サイト
Link 犯罪お悩みなんでも相談
Link 若ナビα 東京都若者総合相談センター
(生活文化スポーツ局)
東京都主催で水素エネルギーに関する国際会議が開催されるということを都庁のホームページで見ました。私は水素エネルギーを利用しているという都バスを数台しか目にしたことがありませんが、東京都は水素社会の実現に向けてどのような政策に取り組んでいるのでしょうか。
このたびは、東京都の水素社会実現に向けた政策について御質問をいただき、ありがとうございます。
世界各国や日本国内では、毎年のように記録的な自然災害が発生し、気候危機は私たちの身近な生活領域にまで及んでいます。日本はエネルギーの大部分を海外からの輸入に頼っており、国際情勢の影響を受けやすい状況になっています。気候危機への対応とエネルギー安定供給の両面から「切り札」となるのが、再生可能エネルギーの普及拡大と、これを支える水素です。
水素は使用するときに二酸化炭素(CO2)を排出しないクリーンなエネルギーであり、地球温暖化を防ぐ手段として期待されています。
また、風力や太陽光などの再生可能エネルギー由来の電力を利用して水を電気分解して製造する「グリーン水素」は、製造時もCO2を出さず、環境負荷が一層低いエネルギーです。
東京都は、水素の需要拡大と社会実装化を促進するとともに、2050年にグリーン水素が脱炭素社会実現の柱となるよう、運輸分野での水素の利用促進、グリーン水素等の活用促進、機運の醸成を図る事業を実施し、その基盤づくりを進めています。
都営バスでは、2050年にCO2排出実質ゼロに貢献するゼロエミッション東京の実現に貢献するため、水素を燃料とする燃料電池バスの導入を進めています。令和6年12月1日現在75両を運行しており、今年度末までに80両とする予定です。そして、燃料電池バスの導入を更に拡大していくため、都営バス有明営業所内に水素ステーションの整備を進めており、令和7年4月に運用を開始する予定です。
個人や事業者等に対しては、走行時にCO2を出さないゼロエミッションビークル(ZEV)の普及促進を図るため、FCV(燃料電池自動車)やFCバス(燃料電池バス)等の購入補助を実施しています。また、燃料電池トラックの導入等に対しても補助を行っております。
Link FCV・EV・PHEV車両 燃料電池自動車等の普及促進事業・電気自動車等の普及促進事業(外部サイトへリンク)
Link 燃料電池トラックの導入および燃料費への支援について
グリーン水素の普及拡大を推進するため、海外都市との連携を進めると共に、水素関連の技術開発や市場投入の動向等を踏まえながら、関係する企業、国、自治体等と一層の連携を深め、需給両面での水素の普及拡大を加速していきます。
Link HENCA Tokyo 2024 ‒水素エネルギー行動会議
水素社会実現に向かって、水素エネルギーの可能性や水素社会の仕組みなど、水素を見て触って体験しながら楽しく学べる水素情報館「東京スイソミル」(公益財団法人東京都環境公社)や水素エネルギーに関連する情報を集約したホームページ「Tokyo水素ナビ」などで、都民が水素を身近に感じ、事業者が水素事業参画を検討する契機にしてもらうことを目指した取組を実施しています。
Link 水素情報館 東京スイソミル(外部サイトへリンク)
Link Tokyo水素ナビ
(産業労働局・環境局・交通局)
スーパーマーケットで高齢のおばあさんが、かくしゃくとして買い物をしていました。私は元気の秘訣を知りたくて、その方に尋ねてみました。すると、毎日1回は20分間の体操をしているとのこと。その方の年齢は101歳でした。私は東京都に、こうした元気高齢者の紹介をしていただき、高齢になっても元気でいられるような情報を発信してほしいです。
このたびは、元気な高齢者に関する情報発信についての御意見をお寄せいただき、誠にありがとうございます。
都の平均寿命は年々延びており、令和2年は、男性が81.77歳、女性が87.86歳となっています。高齢期において、元気で心豊かに暮らすには、健康な状態をより⾧く維持することが重要です。
そのため、都では、ウェブサイト「東京都介護予防・フレイル予防ポータル」を開設し、フレイル【注】予防に大切なポイントや自宅でできる簡単な体操などについて情報を発信しています。
また、人生100年時代において、シニア・プレシニアの方が社会とつながり、外出や人との交流の機会を持ち続けることができるよう、ウェブサイト「地域参加のトビラ」を通じて、都内で活動する団体のイベントやボランティア活動の情報を紹介しています。
それに加え、毎年100歳を迎える高齢者をお祝いする事業の中で、何名かの方にインタビューを行い、日頃の過ごし方や、健康のために心掛けていることなどについてウェブサイト「東京ホームタウンプロジェクト」に「お元気さん通信」として紹介しています。
今後とも、高齢者をはじめとする誰もがいつまでも健康で心豊かに暮らすことができるよう施策を推進して参りますので、御理解と御協力をいただきますよう、よろしくお願いいたします。
【注】「フレイル」とは、年齢とともに心身の活力が低下し、要介護状態となるリスクが高くなった状態をいいます。
Link 東京都介護予防・フレイル予防ポータル
Link 地域参加のトビラ
Link お元気さん通信
(福祉局)
大・中分類 | 件数 | |
---|---|---|
知事(知事への声) | 161 | |
行政一般 | 127 | |
行財政 | 54 | |
広報・広聴・情報公開 | 14 | |
庁舎管理・利用案内 | 15 | |
職員(任用・その他) | 23 | |
職員(接遇・感謝) | 13 | |
都市外交 | 2 | |
選挙 | 6 | |
安全 | 171 | |
治安・防犯 | 82 | |
交通安全 | 70 | |
防火・防災 | 19 | |
産業・労働 | 84 | |
産業 | 23 | |
労働 | 19 | |
観光 | 42 | |
くらし | 31 | |
消費生活 | 3 | |
男女平等 | 8 | |
地域活動・法人・旅券 | 10 | |
若者育成支援 | 7 | |
人権 | 3 | |
環境 | 96 | |
自然環境 | 21 | |
公害 | 36 | |
廃棄物対策 | 4 | |
気候変動・エネルギー | 35 | |
福祉・衛生・健康・医療 | 303 | |
高齢者 | 15 | |
障害者 | 22 | |
子供・子育て | 65 | |
福祉全般 | 83 | |
衛生・健康 | 56 | |
医療 | 62 | |
都市基盤・まちづくり | 486 | |
都市計画等 | 53 | |
公園・墓地・河川 | 152 | |
水道・下水道 | 31 | |
道路・交通・港湾・空港 | 166 | |
住宅・土地 | 84 | |
基地問題 | 0 | |
教育・文化 | 191 | |
学校・都立大学・私学 | 183 | |
生涯学習 | 1 | |
文化 | 7 | |
スポーツ | 11 | |
スポーツ | 11 | |
その他(他機関等) | 562 | |
合計 | 2,223 |
問い合わせ先 政策企画局戦略広報部企画調整課 電話 03-5320-7741 Eメール S0014904(at)section.metro.tokyo.jp ※迷惑メール対策のため、メールアドレスの表記を変更しております。 お手数ですが、(at)を@に置き換えてご利用ください。 |
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