「江戸東京きらりプロジェクト」
パリ市デザイナーと共同で新商品を開発しました！
フランス国際見本市「MAISON & OBJET」に出展するなど新商品をお披露目します

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都は、江戸東京の伝統ある技や老舗の産品等を新たな視点で磨きをかけ、東京を代表するブランドとしてその価値と魅力を国内外に伝えるため、「江戸東京きらりプロジェクト（以下、「本プロジェクト」という。）」を実施しています。
令和3年8月に小池都知事とパリ市イダルゴ市長により発出された共同宣言に基づき、両都市の連携事業として、本プロジェクトモデル事業者とパリ市「Bureau du Design, de la Mode et des Métiers d'Art（BDMMA）」所属のデザイナーによる「新商品の共同制作」を行いました。このたび、令和6年度共同制作の成果発信及び本プロジェクトのプロモーションとしてフランス国際見本市「MAISON & OBJET PARIS 2025」に出展しますので、お知らせします。
また、パリ市と共同で、パリ市施設「Galerie des Ateliers de Paris」において、これまでにモデル事業者とデザイナーにより共同制作された商品等を展示するイベント「Exposition Edo Tokyo Kirari Quand le design français inspire l’artisanat japonais（江戸東京きらり展フランスのデザインが日本の職人技にインスピレーションを与える時）」を開催します。

1　パリ市デザイナーとの共同制作プロジェクト

本プロジェクト6事業者とパリ市「Bureau du Design, de la Mode et des Métiers d'Art（BDMMA）^【注】」所属デザイナーのコラボレーションによる新たな商品開発を実施しました。
（【注】パリ市立のデザイン産業インキュベーション施設。毎年厳しいセレクションをクリアしたプロのデザイナーが30～40名所属）

※共同制作商品等の詳細は別紙（PDF：489KB）のとおり

2　MAISON & OBJET PARIS 2025出展概要

（1）開催期間

令和7年1月16日（木曜日）から同月20日（月曜日）まで

（2）会場

パリ・ノール　・ヴィルパント見本市会場
（Paris Nord Villepinte Exhibition Centre）

（3）ブース番号

HALL 5A Unique & Eclectic N100

（4）出展事業者（13社）

伊場仙（江戸団扇・江戸扇子）、宇野刷毛ブラシ製作所（江戸刷毛・東京手植ブラシ）、江戸切子の店　華硝（江戸切子）、木本硝子（江戸切子・江戸硝子）、椎名切子（GLASS-LAB）（江戸切子）、建松（江戸組子）、道明（組紐）、中むら（暖簾）、廣瀬染工場（江戸小紋）、松崎人形（江戸木目込人形）、丸久商店（注染製品）、森製綿所（布団・座布団）、龍工房（江戸東京組紐）

※五十音順

3　パリ市における共同制作商品の展示

（1）展示会名

Exposition Edo Tokyo Kirari
Quand le design français inspire l’artisanat japonais
江戸東京きらり展
フランスのデザインが日本の職人技にインスピレーションを与える時

（2）展示期間

令和7年1月23日（木曜日）から2月4日（火曜日）まで

（3）開催時間

月曜日～金曜日：午前10時00分～午後6時30分
土曜日：午後2時00分～午後7時00分　※日曜日は閉館

（4）入場料

入場無料

（5）会場

Galerie des Ateliers de Paris
（30 rue du Faubourg Saint-Antoine 75012 Paris）

「江戸東京きらりプロジェクト」とは

平成28年度に設置した「江戸東京きらりプロジェクト推進委員会」での議論を踏まえ、江戸東京の伝統に根差した技術や産品などを、東京の「宝物」として光を当て、その中から意欲ある優れた取組をモデル事業として選定し、新しい視点から磨き上げて、その価値を高めるとともに、さらに効果的なプロモーションにより、世界に発信していく取組です。これまで、平成29～令和6年度の間に、43のモデル事業を選定しています。
モデル事業の磨き上げと発信の取組を通して、東京ブランドの確立やものづくりの本場・東京の再興、伝統ある産業の魅力向上、技の継承を目指していきます。