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2024年12月26日 保健医療局
都内のインフルエンザ定点医療機関からの12月16日から12月22日(第51週)の患者報告数が40.02人となり、5年ぶりに都の警報基準を超えました。
インフルエンザの予防、拡大防止のために、引き続き、こまめな手洗い、手指消毒、咳エチケット等の基本的な感染予防策を一人ひとりが心がけてください。体調管理に十分に気をつけ、感染が疑われる場合には早めに医療機関を受診しましょう。
また、高齢の方や基礎疾患のある方は、ワクチン接種についてかかりつけ医等にご相談ください。
上記データは、都内のインフルエンザ定点医療機関から報告された患者数を報告機関数で割ったものです。
保育所 | 幼稚園 | 小学校 | 中学校 | 高等学校 | その他 | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2024-2025年シーズン累計 2024年9月2日~2024年12月22日 |
0 | 15 | 574 | 193 | 54 | 0 | 836 |
2023-2024年シーズン累計 (同時期) 2023年9月4日~2023年12月24日 |
1 | 116 | 3,136 | 990 | 245 | 8 | 4,496 |
A型 | B型 | ||||
---|---|---|---|---|---|
AH1pdm09【注】 | AH1 (Aソ連型) |
AH3 (A香港型) |
Victoria系統 | Yamagata系統 | |
2024-2025年シーズン累計 2024年51週まで |
72(88.9%) | 0(0.0%) | 7(8.6%) | 2(2.5%) | 0(0.0%) |
2023-2024年シーズン累計 | 132(28.7%) | 0(0.0%) | 189(41.1%) | 139(30.2%) | 0(0.0%) |
【注】AH1pdm09:2009年に新型インフルエンザと呼ばれて流行したウイルス。
2011年4月1日から季節性インフルエンザとして位置づけられている。
インフルエンザ定点医療機関から報告された患者の年齢階層別内訳(2024-2025シーズンは第51週分まで)
定点当たり患者報告数が30.0人/週を超えた保健所は、都内31か所中20か所で、報告数が高い順に、八王子市(74.11人)、多摩小平(63.65人)、荒川区(62.71人)、町田市(61.46人)、江戸川(48.53人)、中野区(48.10人)、多摩府中(46.73人)、池袋(46.13人)、北区(40.55人)、世田谷(39.12人)、多摩立川(39.05人)、南多摩(38.93人)、練馬区(38.50人)、墨田区(36.75人)、大田区(36.62人)、江東区(35.64人)、文京(31.43人)、台東(31.29人)、葛飾区(30.15人)、板橋区(30.06人)となっています。
「東京都感染症情報センター」のホームページにおいて、インフルエンザの発生状況や発生時の対策についての情報提供を行っています。
都内における流行状況が注意報・警報基準に達した場合には報道発表を行っています。
注意報基準:定点医療機関からの報告において、定点当たり患者報告数が10人/週を超えた場合
警報基準:定点医療機関からの報告において、定点当たり患者報告数が30人/週を超えた場合
いずれの場合も、保健所の管内人口の合計が、東京都の人口全体の30%を超えた場合には、広域的に流行が発生・継続しているとして注意報・警報を発します。
インフルエンザの予防や啓発ツール、ワクチンに関する情報提供を行っています。
啓発ポスター
啓発リーフレット
地域において施設等の実態を踏まえた助言や指導等を行っています。
問い合わせ先 (感染症に関する東京都の対応等、全般に関すること) 保健医療局感染症対策部防疫課 電話 03-5320-4088 (感染症患者の報告数(感染症発生動向に関すること)) 健康安全研究センター企画調整部健康危機管理情報課 電話 03-3363-3213 |
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