ここから本文です。
2025年01月24日
デジタルサービス局
東京都では、デジタルの力で東京のポテンシャルを引き出す「スマート東京」の実現を目指し、「デジタルツイン実現プロジェクト」を推進しており、その基礎となる都内全域(小笠原諸島を除く)の「3次元点群データ」を整備し活用しています。
この知見をもとに、昨年2月から、能登半島地震の復興活動などに活用いただくため、斜面の崩落や亀裂の分布などの被害状況のデータを「東京都デジタルツイン3Dビューア」で公開してきました。
この度、海岸の隆起や市街地の状況など、発災前後の能登半島の変化を詳細に比較することが可能な、「発災後3次元点群データ」を東京都デジタルツイン3Dビューアに掲載しましたので、お知らせいたします。本データは、ダウンロードや各種専用ソフトウェアなしでどなたでも自由に閲覧できます。
記
石川県能登半島 発災後3次元点群データ(RGB)
※林野庁から提供を受けたデータを、東京都デジタルツイン3Dビューアへ掲載するために加工したものです。
3次元点群データ(RGB)
微地形表現図(CS立体図/赤色立体地図) 等
斜面崩壊・堆積分布データ/亀裂分布図 等
昨年2月に掲載している上記「発災前」の点群データを重ねあわせることができます。これにより、点群データを使用して、発災前後の海岸の隆起や、市街地の被災状況などを比較することが可能になります。
![]() |
![]() |
表示例:石川県輪島市周辺の3次元点群データ
※3次元点群データとは
航空機等により、レーザースキャナーで地表面や建物等の空間情報を測量して生成された、3次元(X、Y、Z)の位置情報を持つポイントデータです。
令和7年1月24日(金曜日)
3Dビューア 下メニューより、
1)「データを追加」
→2)「石川県」
→3)「点群データ」
→4)「発災後」
の順に選択し、対象のデータセットを指定します。
本取組は、石川県が令和6年能登半島地震等の被害状況や復興状況に係る資料を公開するデジタルアーカイブ「令和6年能登半島地震アーカイブ 震災の記憶・復興の記録」(1月29日公開)に掲載され、今後の防災・減災対策や防災教育等に活用される予定です。
都では、引き続き、石川県や企業・大学など支援に携わる関係者等との連携を図り、石川県の復興を支援するとともに、得られた知見を都の防災対策に活かしていきます。
問い合わせ先 デジタルサービス局デジタルサービス推進部デジタルサービス推進課 電話 03-5320-7622 Eメール S1100301(at)section.metro.tokyo.jp ※迷惑メール対策のため、メールアドレスの表記を変更しております。 お手数ですが、(at)を@に置き換えてご利用ください。 |
Copyright (C) 2000~ Tokyo Metropolitan Government. All Rights Reserved.