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2025年01月27日
保健医療局
東京都の自殺者数は、平成23年をピークに減少傾向でしたが、令和2年以降、増加傾向にあります。
自殺は、その多くが防ぐことのできる社会的な問題とされています。都民や関係機関の皆様が自殺対策に理解を深め、悩みを抱える人に気づき、必要な支援につなげることなどが、自殺防止に繋がります。
誰も自殺に追い込まれることのない社会の実現に向けて、ご協力をお願いします。
関係機関と連携し、電話相談の相談受付時間の延長などを行います。
妊産婦のメンタルヘルスの現状とその対応策について、都民の方を対象に講演会を開催します。
都庁第一本庁舎等のライトアップを行います。
3月9日(日曜日)から15日(土曜日)まで
駒沢オリンピック公園総合運動場 管制塔
各取組の詳細は別添チラシ(PDF:661KB)やホームページをご覧ください。
国が定めた「いのち支えるロゴマーク」は、自殺対策の相談対応で重要な「気づき、傾聴、つなぎ、見守る」の流れを一体的に行うことで、いのちを支えるという決意が込められています。
ライトアップでは、本ロゴマークに使用されている4色を点灯します。
妊産婦のメンタルヘルスの現状とその対応策について、子供への虐待や愛着障害などに触れながら、お伝えします。詳細はチラシ(PDF:1,271KB)をご覧ください。
講師:産婦人科医 相良洋子氏
オンライン開催で、申し込みはホームページで3月10日まで受付
東京都では、こころの不安や経済的な悩みなどに関し、お住まいの地域に応じた相談窓口を検索できるホームページ「東京都こころといのちのほっとナビ ここナビ」を開設しています。こころの健康チェックのコーナーやこころを整えるAIツールもご案内しています。
ゲートキーパーとは、自殺のリスクにつながるような悩みに気づき、声をかけ、話を聴き、必要な支援につなげ、見守る人のことです。 特別な資格は必要ありません。
1)気づき、声をかける | 声掛け (例)「どうしましたか。おつらそうで心配です。」 「眠れていますか?力になれることはありますか?」 |
2)話を聴く | 相手の苦労をねぎらい、共感を表す (例)「それはつらかったですね。よく耐えてきましたね。」 「これまで一人で頑張ってきたのですね。」 「死にたい」という言葉と気持ちに寄り添う (例)「死にたいと思うほどつらかったのですね。」 「それほどおつらくて、消えてしまいたいと思うんですね。」 |
3)必要な支援につなげる | 紹介する (例)「この困りごとについては、○○の窓口が詳しいと思うので、そちらにも相談してみてはいかがでしょうか。」 具体的なアクセス方法等を示す (例)「○○の窓口は、平日9時00分から17時00分まで受け付けているようです。電話番号、住所は…です。私から連絡してもよろしいでしょうか。」 →相談窓口はここナビで。 |
4)見守る | 継続的な関わりができる場合は、相談窓口につないだ後も、必要があれば相談にのることを伝えましょう。 |
自殺関連の情報発信にあたっては、WHOが定めたガイドライン「自殺対策を推進するためにメディア関係者に知ってもらいたい基礎知識(2023年版)」(厚生労働省ホームページ)をご参照の上、不適切な情報発信により自殺を誘引しないよう、一層の配慮をお願いいたします。
問い合わせ先 保健医療局保健政策部健康推進課 電話 03-5320-4310 |
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