トップページ > 都政情報 > 報道発表 > これまでの報道発表 > 報道発表/令和7年(2025年) > 1月 > 都と協働プロジェクト実施スタートアップ採択

ここから本文です。

報道発表資料  2025年01月28日  スタートアップ・国際金融都市戦略室

都政現場と協働プロジェクトを実施するスタートアップを採択!(第3弾)
キングサーモンプロジェクト

ロゴ画像1

東京都では、都との協働をきっかけとしてスタートアップの成長を支援する「キングサーモンプロジェクト」を実施しています。スタートアップのプロダクトやサービスの都政現場等での実証から海外市場へ向けた事業展開のサポートまで、一気通貫の支援を行うことで、グローバル市場を席捲し、今後のロールモデルとなるような課題解決型のスタートアップ企業を輩出することを目指しています。
これまで4期にわたって計13件のプロジェクトを行い、今年度も第5期として計3社のスタートアップを採択してきました。この度新たにスタートアップを4社採択しましたので、お知らせします。

1 プロジェクト概要

スタートアップ 本プロジェクトを通じて目指す姿

iPresence
株式会社

写真1

離れた場所でもその場にいるような感覚が得られる”テレプレゼンス”技術を活用し、場所を問わずどこにいても相手とコミュニケーションを深めることが可能な環境を作り、世界中で多様な働き方の実現を目指す
都内行政現場 協働プロジェクト
文京区
  • 概要
    文京区庁舎に職員の”分身”となるアバターロボットを導入し、従来テレワークが困難であった職員が、テレワーク環境からロボットと同期して勤務
  • 期待する効果
    テレワーク下でも職場にいるかのような感覚が得られるとともに、ロボットを通じて業務中の情報交換量が増加し、テレワーク実施機会を拡大

(協働促進サポーター:株式会社eiicon(外部サイトへリンク)

会社概要

テレプレゼンスアバターロボット、3Dデジタルツイン、会話AIエージェントの技術を活用した、コミュニケーションテクノロジー企業です。Teleportation as a Serviceをコンセプトとして、疑似テレポートで得られるメリットを多様な業界に社会実装しています。

ホームページ(外部サイトへリンク)

ロゴ画像2

スタートアップ 本プロジェクトを通じて目指す姿

株式会社GATARI

写真2

現実と仮想世界を重ね合わせて表示することが可能な”MR”技術(Mixed Reality、複合現実)を地震や水害などの防災分野で活用し、既存のエンターテイメント分野に加えて防災学習の技術でもグローバル展開を目指す
都内行政現場 協働プロジェクト
都市整備局
  • 概要
    都立水元公園で開催する防災イベントにおいて、参加者が音声ARを使用し、液状化現象等についてのイマーシブラーニング(没入型学習)を体験
  • 期待する効果
    都民の液状化対策の認知度と防災意識を向上させ、行動変容を促進

(協働促進サポーター:株式会社eiicon(外部サイトへリンク)

会社概要

デジタルツインとARcloud技術を活用したMixed Realityプラットフォーム「Auris(オーリス)」を作っています。音声ARを活用した様々なコンテンツを作成・提供し、様々な場所をインタラクティブな空間にすることで、新しいXR体験ができます。

ホームページ(外部サイトへリンク)

ロゴ画像3

スタートアップ 本プロジェクトを通じて目指す姿

株式会社
Kids Public

写真3

発展途上国や遠隔地など子どもへの医療が十分に届かないエリアにおいて、テクノロジーと医療関係者ネットワークを活用してオンライン相談・診療等の”小児医療体制”を一体的に提供し、世界中の子どもたちへ小児科医につながる安心を届ける
都内行政現場 協働プロジェクト
八丈町
  • 概要
    八丈町内の施設を活用し、デバイスを用いたオンラインによる小児科診療を実施
  • 期待する効果
    町民の小児科医へのアクセスの向上

(協働促進サポーター:Plug and Play Japan 株式会社(外部サイトへリンク)

会社概要

オンライン相談サービス「産婦人科オンライン・小児科オンライン」を提供。現役の産婦人科医、小児科医、助産師250名以上が参画し、妊娠、出産、子育ての不安解消を目指します。2025年1月現在、全国178の自治体に導入されています。

ホームページ(外部サイトへリンク)

ロゴ画像4

スタートアップ 本プロジェクトを通じて目指す姿

Cellid株式会社

写真4

現実世界に情報を付加して見せる"ARグラス"によって、熟練技能者が遠隔地の現場とリアルタイムでつながることにより、現場作業の業務効率化のユースケースを生み出し、世界の建設現場等に広げていく
都内行政現場 協働プロジェクト
渋谷区
  • 概要
    区が発注する建設現場において、メガネ型“ARグラス”によるコンピューティングサポートを使用し、ベテラン職員等が遠隔から指示等を行い、監理業務を実施
  • 期待する効果
    建設業発注者の業務改善や若手職員への技能継承の促進

(協働促進サポーター:株式会社eiicon(外部サイトへリンク)

会社概要

次世代デバイスのARグラス用ディスプレイおよび空間認識エンジンの開発を主軸とする事業を展開しています。ARディスプレイのハードウェアの技術と、現実世界の空間認識のソフトウェアの技術を連携し、より人間に身近で段違いに便利な情報ツールを実現していきます。

ホームページ(外部サイトへリンク)

ロゴ画像5

2 事業の流れ・スケジュール(予定)

令和6年 協働プロジェクト

公募・採択

協働促進サポーターによる書類審査を通過した企業と都内行政現場とのマッチング、ピッチ審査によりプロジェクトを採択

プロジェクト実施 サポーターによる支援

海外展開を見据えた成長の第一歩として、都がファーストカスタマーの役割を担い、プロダクト・サービスの有効性を検証

令和7年~ 海外展開等支援

海外進出への支援

海外展開に向けた戦略策定や、海外展示会への参加・出展等をサポート

公共調達促進

都内行政現場の本格導入・活用

成功事例の発信

今後のスタートアップのロールモデルとして、事業拡大の好事例を発信

3 その他

先行導入プロジェクトの内容、その他の詳細については今後ホームページに掲載していきます。

キングサーモンプロジェクト特設ページ(外部サイトへリンク)

QRコードの画像

本件は、「『未来の東京』戦略」を推進する事業です。
戦略11 スタートアップ都市・東京戦略

問い合わせ先
スタートアップ・国際金融都市戦略室イノベーション推進部スタートアップ推進課
電話 03-5388-2106
Eメール S1130202(at)section.metro.tokyo.jp
迷惑メール対策のため、メールアドレスの表記を一部変更しております。
お手数ですが、メール送信の際は(at)を@に置き換えてご利用ください。

ページの先頭へ戻る

東京都庁〒163-8001 東京都新宿区西新宿2-8-1交通案内 電話:03-5321-1111(代表)法人番号:8000020130001

Copyright (C) 2000~ Tokyo Metropolitan Government. All Rights Reserved.