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報道発表資料  2025年02月06日  環境局

有害物質等で汚染された地下水の拡大を防ぐ先進的な技術を認定しました(第3回)

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東京都では、有害物質等で汚染された地下水の拡大を、狭い土地でも安価にかつ効果的に防げる先進的な技術の支援とその普及を図るため、令和6年8月29日から令和6年10月25日まで公募し4件の技術を認定しましたのでお知らせします。
なお、認定された技術で対策する際、経費の一部を都が支援します。

1 認定した技術

採用された技術は全て、現場の土壌に薬剤添加等を行い、現地の汚染物質を除去する方法です。各技術の詳細については、ホームページをご参照ください。

  対象物質 技術名および除去機構概要 申請者名
1 第一種特定有害物質【注1】
(ベンゼン除く)
Smart CapTM工法(注入法による原位置鉄粉処理)
※鉄粉と活性炭の注入よる浄化促進
ジオラフター(株)
2 ベンゼン Smart CapTM工法(注入法による原位置生物処理)
※栄養剤と活性炭の注入により土壌中の微生物を活性化
3 第一種特定有害物質【注1】
(ベンゼン除く)
バイオ栄養源EDCシリーズによる塩素系VOCの透過性地下水浄化壁(バイオバリア)
※栄養剤の注入により土壌中の微生物を活性化することにより地下水浄化壁を構築
エコサイクル(株)
4 第一種特定有害物質【注1】
(ベンゼン除く)
天然素材である大豆ホエイを原料とした「ソイビオMA」を用いた、環境に優しいVOC浄化促進工法
※栄養剤の注入により土壌中の微生物を活性化
昭栄薬品(株)

【注1】第1種特定有害物質とは常温で揮発する有機化合物のことで、環境確保条例において12物質を規定

2 東京都の支援スキーム(地下水汚染拡大防止技術)

東京都土地利用転換アドバイザーによる助言のもと、工場跡地の関係者が今回認定した技術の中から対策工事を選択し実施した場合、東京都が対策工事に係る費用の一部又は全部を負担します。実施した対策工事の内容については、事例として取りまとめて公表いたします。

参考

本支援事業は、「工場跡地等における持続可能な土壌汚染対策支援事業」一環で行っているものです。

「工場跡地等における持続可能な土壌汚染対策支援事業」のスキーム

スキーム図

問い合わせ先
環境局環境改善部化学物質対策課
電話 03-5388-3495

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