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2025年03月05日
生活文化スポーツ局
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東京都は、障害のある人が自宅や通い慣れた施設等で気軽に運動を楽しめるよう、家庭用ゲーム機器等で体を動かして行う「バーチャルスポーツ」を活用した取組を実施しています。
このたび、障害特性に合わせたバーチャルスポーツの楽しみ方を解説する動画、パンフレット「Smileパラスポ(スマイルパラスポ) 見つけよう、私らしいスポーツStyle」を作成しましたのでお知らせします。
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種別ごとに作成した分冊版のほか、全てを網羅し増補した統合版を作成
都内の障害者のスポーツの取組状況は、スポーツや運動に「関心はない」、「行いたいと思うができない」との回答が全体の半数を超えており(それぞれ32.4%、22.7%)【注】、スポーツ実施率の向上のためには無関心層や「できない」と思っている方へのアプローチが不可欠です。
家庭用ゲームによる「バーチャルスポーツ」は、スポーツ・運動に関心のない層への関心の喚起に有効であるほか、自宅や通い慣れた施設など身近な場所で実施でき、外出に制約のある方もスポーツの楽しさを気軽に味わうことが可能であることから、障害者のスポーツ実施を促す取組のひとつとしてバーチャルスポーツを活用することとしました。
【注】出典:令和5年度障害者のスポーツに関する意識調査(生活文化スポーツ局)より
本事業ではバーチャルスポーツを「ゲーム機やPC等で行うスポーツの疑似体験のうち、手足や体の動きと連動するコントローラを用いる等身体活動を伴うもの」と位置付けています。
スポーツ疑似体験! | 身体機能や可動域が限られる方や、正しいフォーム、動作ができない方でも、画面上では動きが変換・拡幅され、疑似的にスポーツを楽しめる |
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手軽にできる! | 自宅で短時間で実施可能。一般的なゲーム機さえあれば、高価な競技用具は不要 |
楽しい! | スポーツに無関心な人に対しても興味を喚起できる目新しさ、運動の継続につながる楽しさがある |
(C)2018 Ubisoft Entertainment. All Rights Reserved. Sports Party, Ubisoft and the Ubisoft logo are trademarks of Ubisoft Entertainment in the U.S. and/or other countries.
今年度、本事業では、障害福祉サービス事業所や特例子会社など複数の事業所において、障害のある人に「バーチャルスポーツ」に取り組んでいただき、そこでの知見や事例を収集、分析してきました。その蓄積を踏まえ作成したものが「Smileパラスポ 見つけよう、私らしいスポーツStyle」です。
座ったままでできる種目や、腕にコントローラを固定してプレイする工夫 等
自分のペースでできる種目や、一人ひとりの状態に合わせてルールや遊び方を変える工夫 等
音声や字幕での情報保障が充実した種目や、コントローラの振動により操作のタイミングを把握できる種目 等
本日より都のスポーツ情報サイト「スポーツTOKYOインフォメーション」に掲載します。
本事業は、「推しスポーツProject」の一環です。
「推しスポーツProject」とは、2025年に東京で開催される世界陸上・デフリンピックの開催を機に都民が様々なスポーツに親しむ機会を創出し、 スポーツの魅力に触れる中で「都民一人ひとりの好みや特性に合ったスポーツの楽しさ(推しスポーツ)」を発見してもらえるよう支援する取組です。
本件は、「『未来の東京』戦略」を推進する事業です。
戦略16 スポーツフィールド東京戦略「スポーツフィールド・TOKYO」プロジェクト
問い合わせ先 生活文化スポーツ局スポーツ総合推進部パラスポーツ課 電話 03-5320-6286 |
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