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2018年05月28日 生活文化局
東京消防庁管内では、ベビーバス使用中の事故により、平成24年からの5年間に、3歳以下の乳幼児45人が救急搬送されています。
そこで、東京都では、ベビーバスの使用方法や使用中の事故に関するアンケート調査と、ベビーバスに対する試験、表示調査を実施しました。
その結果を踏まえ、消費者へのアドバイスや事業者団体への要望等を行います。
別紙商品等の安全性に関する調査報告書 ベビーバスの安全な使用に関する調査(PDF:2,442KB)
溺れた・溺れそうになった経験の6割は手を添えているときに発生【報告書p.19,29,47】
入浴介助者が離れている間に溺れた・溺れそうになった事例あり。溺れた、溺れそうになったとき、37.5%で声や水音はせず。子供のずり落ちを防ぐ「股当て」の有無で溺れた・溺れそうになった経験に差はなし。一時的でもベビーバス使用中に子供から離れるのは危険【報告書p.14,18,20,24】
「股当て」つきベビーバスの 一例。円内が「股当て」部分。 |
普段お風呂の蓋の上でベビーバスを使っている人は7.8%。アンケート調査で転落を3件確認。
蓋がたわむなどして転落する危険がある。【報告書p.13,28,46,48】
ベビーバスの使用場所 |
再現動画はこちら |
表示では、取扱い上の注意の表示がないなど、家庭用品品質表示法に抵触するおそれのある商品があったほか、溺水危険に触れない、文字が小さいなどの課題が見つかった。設計・製造に関する試験で本調査の基準を満たさなかった商品は、12検体中1検体のみ。
【報告書p.36~43】
詳しくは東京くらしWEBをご覧ください。
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問い合わせ先 生活文化局消費生活部生活安全課 電話 03-5388-3082 |
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