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2018年07月12日 福祉保健局
[参考]
咳・たん、胸痛などの呼吸器症状に加え、発熱(微熱)、体重減少、寝汗、強いだるさなどがあり、症状が長く続く場合には注意が必要である。
空気感染する病気。通常は菌が肺の末端(肺胞)に入ったときのみ感染し、衣服や皮膚、水、食べ物からは感染しない。
結核菌が体内に入っているものの何の症状も示していない状態。他人に感染を広げる可能性はなく、各種検査でも異常はない。少ない量の抗結核薬を内服することで発病を抑えることができる。なお、感染したもののうち、発病するのは約10-20%で通常6か月から24か月の間に多いとされる。
結核菌が体内で増殖し、身体に何らかの異常や症状を引き起こす状態。菌が少ない初期には感染性はないが、病状が進行すると咳やたんの中に菌が大量に排出され(排菌)、感染拡大につながる。
患者が発生したときその接触者に対して、感染や発病の有無を調べるために実施する検査。
通常は接触状況に応じたグループ分けをし、接触度の高いものから順に検査を行う。
なお、検査には以下のものがある。
国への報告が必要となる集団感染事例においては、集団感染とは、同一の感染源が2家族以上にまたがり、20人以上に結核を感染させた場合をいう。但し発病者1人は6人に感染したものとする。
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