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2019年03月29日 青少年・治安対策本部
都内の駅周辺における自転車、原動機付自転車及び自動二輪車の放置状況と区市町村等の取組について、平成30年度の調査結果をとりまとめました。
昨年10月下旬の「駅前放置自転車クリーンキャンペーン」期間には、都内全域において広報活動を展開したほか、区市等による放置自転車等の撤去活動や駐輪場への誘導等が促進され、駅周辺の放置自転車等の台数は過去最少となりました。しかし、自転車等の放置は、歩行者や緊急車両等の通行の妨げとなるとともに、その撤去・保管等に多大なコストが生じています。
都は、2020年中に、駅前放置自転車の台数を2万台以下とする目標を掲げております。
今後も、本調査で把握した都内の駅周辺における放置自転車の実態をもとに、区市町村や関係団体、地域と連携し、駅前放置自転車を減らすための取組を推進していきます。
(概要は別紙資料(PDF:766KB)参照)
都内の駅周辺における自転車、原動機付自転車(以下「原付」という。)及び自動二輪車(以下「自二」という。)の放置台数【注1】は、27,332台(前年度比 3,994台減)となり、放置台数が最も多かった平成2年当時(242,760台)の約9分の1まで減少しました。
【注1】各区市町村が、平成30年10月のうち任意の1日(晴天の平日)の午前11時00分頃に調査
平成30年8月末日現在の駅周辺における自転車等駐車場【注2】の収容能力(収容可能台数)は、925,484台(前年度比641台増)となり、実収容台数【注3】は、617,695台(前年度比 5,182台増)でした。
【注2】不特定多数の者が利用可能なもののみ(来客用駐車場等は、特定の者のみ利用可能であるため対象外)
【注3】自転車、原動機付自転車及び自動二輪車の収容台数
昨年10月下旬の10日間を中心として、都内全域において区市町村とともに警視庁や鉄道・バス事業者、商工関係団体等と連携して、ポスター・リーフレットによる広報やWeb広告を行ったほか、駅頭での普及啓発活動を実施しました。
また、この期間は、区市等による放置自転車の撤去活動が、より一層推進され、駅周辺における自転車の放置状態の解消が図られました。
問い合わせ先 青少年・治安対策本部総合対策部交通安全課 電話 03-5388-3124 |
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