2019年04月17日
生活文化局
「都民等のボランティア活動等に関する実態調査」について
この度「都民等のボランティア活動等に関する実態調査」の平成30年度の調査結果がまとまりましたので、お知らせします。この調査は、今後の都のボランティア推進施策の参考とするため、平成28年度から実施しているものです。
- 調査対象
10歳以上の都民 5,000人(※住民基本台帳に基づく層化二段無作為抽出法により抽出)
- 調査期間
平成30年10月1日~10月31日
調査のポイント1 ボランティア行動者率について
- ボランティア行動者率(直近1年間にボランティア活動に参加した人)は27.5%
(昨年比2.7ポイント増)
[概要P4][本文P10]
- 年齢別では、20代・30代の男性、20代の女性などの若い世代の行動者率が低い
[概要P6][本文P11]
調査のポイント2 参加意向のあった人のうち参加しなかった理由
- 直近1年間にボランティア活動に参加しなかった人のうち、1割は参加しようと思っていた
[概要P18][本文P49]
- 活動に参加しようと思ったが、参加しなかった理由として、「時間的余裕がない」、「活動する日や時間に都合が悪かった」、「参加方法などの情報が得られなかった」が続く
[概要P19][本文P52]
調査のポイント3 ボランティア活動の情報の入手先、参加したきっかけ
- 活動に参加した人の情報の入手先は、「学校、職場、団体が紹介しているものを見て」、「人から直接聞いて」が多い
[概要P12][本文P36]
- 参加したきっかけは、「自治会や子ども会など地域の活動を通じて」、「通っている学校での授業や活動、行事を通じて」、「家族や親戚・友人や知人の話を聞いて」が多い
[概要P14][本文P40]
調査のポイント4 参加したいボランティア活動について
- 参加したいボランティア活動では、「子供を対象とした活動」、「町会・自治会の活動」、「東京2020大会関連のボランティア」が多い
[概要P21][本文P58]
- 「東京2020大会関連のボランティア」への関心は、10代の女性で高い
- 「東京2020大会関連のボランティア」に参加したい人がその他に参加したいと答えた活動は、「スポーツ・文化・芸術・学術に関係した活動」が最も多く、「子供を対象とした活動」、「自然や環境を守るための活動」、「災害に関係した活動」が続く
[概要P22,23][本文P60,61]
※団体調査について
上記の調査のほかに、都内に事務所又は事業所を有する法人又はその他の団体(1,402団体)を対象にした調査を実施。詳細は調査報告書(概要・本文)をご覧ください。
期間:平成30年8月20日~10月31日
【参考】施策への展開例
ボランティア活動関連の情報を「学校、職場、団体が紹介しているものを見て」得る人が多い
ボランティア活動に関し継続的な取組や先進的な取組を行っている企業・団体等を表彰するとともに、その取組を広くPRしています。
活動に参加しようと思ったが、参加しなかった理由として多いものは
1)「時間的余裕がない」
若い世代を対象に、ボランティア活動は短時間からでも参加できる身近なものであることを分かりやすく伝えるためのPR・イベントを実施しています。
2)「活動する日や時間に都合が悪かった」 3)「参加方法などの情報が得られなかった」
ボランティア活動に関する情報を、活動テーマや活動場所、分野などで検索できます。
「2020年に向けた実行プラン」事業
本件は、「2020年に向けた実行プラン」に係る事業です。
「ダイバーシティ 政策の柱6 誰もが優しさを感じられるまち」
問い合わせ先
生活文化局都民生活部地域活動推進課
電話 03-5388-3156 |