小池知事「知事の部屋」/記者会見(令和8年8月21日)

更新日

知事記者会見
2026年8月21日(金曜)
14時00分~14時36分

知事冒頭発言

1 令和8年熊本地震及び令和8年8月千葉豪雨

【知事】はい、それでは本日5件、お伝えいたします。まず災害が相次いでおりますね。そこで被災地への支援、そして都の豪雨対策、さらに都民の皆様への備えについてお願いをしたいと思います。まず、熊本ですけれども地震の発生から3週間が過ぎております。今はライフラインの復旧、それと生活再建に向けた取組が進んでおります。都は職員を延べにしまして158人派遣いたしまして、ネッククーラーをはじめとした物資の提供、また発災直後から被災地のニーズに応じた支援を行っております。また警視庁からは特別自動車警ら部隊とか、被災者支援部隊として「警視庁きずな隊」などを派遣しておりまして、被災地での警戒、警ら活動、そして被災者からの相談対応にあたっております。そして先週、今度は千葉の豪雨についてなんですけれども、レベル5の特別警報が発表されまして、記録的な大雨になったことは今もですね、大変現場が、ご苦労が多いと思います。そして13名の方がお亡くなりになっておられまして、深刻な被害が発生したところでございます。亡くなられた方々に心からお悔やみを申し上げ、また被災された全ての皆様にお見舞いを申し上げたいと思います。そこで、水が多くても少なくても困るんですけれども、都はこの度自宅の浸水被害などでお困りの方に対しまして都営住宅30戸を用意いたします。そして明日22日の土曜日から入居の申し込みを受け付けたいと思います。そして一人ひとりの事情、また希望を丁寧に伺わせていただいて速やかな入居に繋げてまいりたいと思います。引き続き熊本県、そして千葉県の復旧復興に向けまして、被災者の生活環境の維持、そして向上に必要な支援ニーズにきめ細かに対応してまいります。そして都につきましては、これまで豪雨の災害に備えては、いつも申し上げてますように調節池、また下水道幹線、そして貯留施設の整備、地下河川の事業化などなど渇水被害(正しくは浸水被害)の防止に向けて対策を講じてきております。今回の災害への備え、改めて総点検をしまして、そしてハードとソフトの両面から取組をさらに強化してまいります。アンダーパスなんですけれども、道路の安全の確保ですね。アンダーパスについては、短時間の強い雨で急激に冠水するということは今回改めて、恐ろしさが伝わってるかと思います。このことから、都は改めまして、冠水を防ぐ排水ポンプ、それから非常用電源設備の緊急点検を実施いたしております。そこで先ほどちょっと申し上げたアンダーパスなんですけれども、大雨の際、アンダーパスや冠水している道路には絶対に侵入しない。そして、遠回り、迂回をするとか、安全な場所への退避を優先していただく。これを、ぜひ新しい常識にしていただきたいと思います。また今回、帰宅困難となった方、ちょうどお盆のときでですね、時間的にも夕方でした。お帰りになる時間が重なったという、色んな条件が複雑に重なったっていうこともあるかと思いますが、帰宅困難となった方本当に多くいらっしゃいました。千葉県庁をはじめとして県内の一時滞在施設で約3,800人受け入れたとのことでございます。帰宅困難となるおそれがある場合ですけれども、どうぞ移動を開始する前に、まず正確な情報を確認すること、そしてその上で帰宅するか、いやいや、例えば職場、その場所にとどまるかなど、どういった行動が安全か判断をしていただいて冷静に行動していただくようにお願いいたします。都は帰宅困難となった場合に備えまして、「キタコンDX」、この運用を行っています。今画面に出ているのが「キタコンDX」でございます。一時滞在施設に身を寄せるという場合はこの「キタコンDX」で、どこが一番近いか最寄りの施設を確認する。それから利用の手続きも必要でありますので、それもこのスマホでお伝えすることができ、またスマホで行うことができます。都外から通勤通学の方を含めて、ぜひ多くの方にLINEなどで登録をしていただきたいと思います。帰宅困難者対策につきましては、これまで九都県市の共同で主に地震を想定した取組を行ってきましたけれども、今回は豪雨ということでこの豪雨の状況を踏まえまして、都内、区市町村、そして近隣県とさらに連携をしていきたいと思います。次に、災害から身を守るために知っていただきたいことを改めて、ここでご紹介をしておきたいと思います。東京都防災アプリですけれども、そこには、今見ていただいているように、災害への備え、それから実際にも災害になったそのときに役立つ様々なコンテンツがそこにギュッとまとめてございます。三つのカテゴリーからなっていまして、まず「防災をまなぶ」、二つ目が「日頃からそなえる」、そして「災害時につかう」。この三つのカテゴリーから必要な情報を確認することができます。例えば水害リスクマップですけれども、ご自宅などの浸水リスクを確認ができます。このマップの使い方、動画で見ていただくのがいいかと思います。ご覧いただきます。

(動画放映)

ということで、ぜひ皆さんも一度ご自宅とかですね、チェックしてみてください。すごくリアルに出てきますので。そして断水時などに水をお配りするということが今度は水害ではなくて、水が足りないときはどうするかっていうことなんですけれども、災害時の給水ステーション、都内で整備しています。都内においては浄水場、それから給水所などの給水拠点213箇所あります。概ね半径2km以内に1箇所あるという、そういう配置の仕方になっています。それから避難所となる施設には応急の給水栓を約2,000箇所設置をいたします。実際ちょっと見ていただこうと思いますけれども、消火栓なども活用できるようにしておりまして、左側に、私の方から見まして左側にあるのがこの消火栓、消火栓とかマンホールなどもそこから水がとれるようになっていて、そして四つ蛇口があって、ということで給水車が行かなくとも都内各所にですね、こういった給水所ができますのでそれを活用していただきたいと思います。(東京都)防災アプリ、東京都水道局アプリの方におきまして、災害時の給水ステーションがどこにあるのかという、そちらの場所についても入手できるようになっております。水道局のアプリと(東京都)防災アプリと連携していますのでこれらのアプリのダウンロード、今のうちに改めて先にしておいていただきたいと思います。ということで災害時に役立つ身近な知恵もいくつかお伝えしておきたいと思います。おさらいも兼ねてしておきましょう。そして水没したときの備えですけども、車が今回、冠水したところに突っ込んだり、またアンダーパスでということで不幸な事故がたくさん出ました。車内に脱出用のハンマーを用意しましょうって言っておりますけれども、これがその実物です。後ろのトランクなどに入れちゃうと取れませんので、運転周りのところでわかるようにちゃんと常に置いておいていただきたい。その前に冠水したときなどは突っ込まない。アンダーパスにも突っ込まないというのを新常識にしてもらいたいと思いますが、いざそうなってしまった場合、ドアが開かない、出られないといったときはですね、もう一つこのハンマーだけではありません。で、このヘッドレストですね。ヘッドレストのところにはですね、ちょっとカギが、カギって言いましょうかね、カチッと押さえてそれで引き抜くことになってますけれども、実はこれが結構優れものでして、窓とドアとの間にこの片方なり、二つなりさします。そして、さすとこれを梃子の原理でガーッてやると、ガラスが割れるという話、ということですね、ぜひ、こうやって自分の身を守ることについてはですね、これも新しい、新しくもないですかね。常識として皆さん備えておいていただきたいと思います。また今度は、断水への備えなんですけれども熊本を見てましてもね。飲料水はこのボトル。ペットボトルで1週間分とかですねちゃんと備えておられたけれども一番困っておられたのは生活用水ですね。トイレとか水をかぶりたいとかですね、そういったときに使えないということですから、飲料水に加えて日頃から生活用水を確保しておくということも重要です。例えばですね、一例として一般の家庭のお風呂ですけれども、約180Lの水がため置きができます。使用したお風呂の水、そのまま残しておくということでそれは洗濯、またトイレなどの生活用水として、いざというときはそうやって、いつもそれも習慣にしておくとですね、いざといったときに活用ができるということです。日常備蓄については普段使っている生活必需品、これも分けて置いておくと、古いものになってしまいますので、そこら辺はいつもくるくるとローテーションさせてですね。ローリングストックを実践していくなど、改めてこういった災害、リアルで、私達見てくる中で改めてこういったことを思い出し、また実行していただきたいと思います。このような災害知識や、もしもの場合の防災Tipsですけれど、「東京防災」、「東京くらし防災」の方に盛り込んでおります。こちら、紙の方ですけれども、いざといったときは紙も有効でありますので、それも普段わかりやすいところにこの2冊セットで置いておいていただければと。通信が途絶えたときなどでもこの紙は重要な伝達ツールになります。こうした様々な役立つ情報にアクセスして、東京都防災アプリの方ももちろん活用していただきたいと思います。繰り返しになりますけれども災害に備えまして、お手持ちのスマホなどにまずはダウンロードしておいてください。熊本地震があり、千葉の豪雨があり、世界を見回しますとコロンビア、インドネシア、大規模な地震が発生しております。今週末にはまた台風18号がですね、暴風域を伴いまして、小笠原近海へ進む見込みとなっています。どうぞ今後の進路に注意する必要がありますので、こちらの方も小笠原など地域の方々にも注意を払っていただきたい。そして準備をしておいていただきたいと思います。災害はいつ起きてもおかしくありません。「備えよ、常に」の精神のもとで改めてご家族、また大切な方と一緒に考えてください。総務局、住宅政策本部、建設局、そして水道局が担当いたしております。長くなりましたけれども本当に災害が続いております。改めて自分の身を守る、家族の身を守るということ、考えていただきたい。そして実行していただきたいと思います。

(会見で放映した動画は、こちらをご覧ください。)
(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)
(「令和8年熊本地震への都の対応(第28報)(熊本県への応援職員の派遣について)」は、こちらをご覧ください。)
(「令和8年8月千葉豪雨への都の対応(第3報)(被災者の都営住宅への受入れ)」は、こちらをご覧ください。)

2 東京アプリ生活応援事業の対面サポート

【知事】それから今度は東京アプリです。東京アプリの方もですね、これまでに700万件ダウンロード。マイナンバーカードで繋がっている都民の数も560万件まで増えておりますが、より多くの都民の皆さんにご利用いただくということで、先月から都議会議事堂内の都政ギャラリーにおいて、生活応援事業の対面サポート、実施をしております。東京アプリの登録とか東京ポイントの申込みなどについて直接相談しながら進めることができて、ご利用いただいてる方々から大変ご好評いただいております。今回、多摩にお住まいの方にもより身近にサポート、ご利用いただけるように国分寺市の東京都公文書館アーカイブがあります。そこに新たな拠点を設けることといたしました。9月の11日以降ですけれども、毎週月曜日と金曜日の実施になります。さらに区市町村と連携しまして、地域の施設を活用した出張型のサポート、順次展開をしてまいります。それぞれの対面サポートについては、予約の受付、また実施場所、日時などご案内いたしますので、その専用コールセンター、こちらの番号になっております。どうぞ多くの都民の皆さんにサービスをお届けできますように引き続き、きめ細かに支援をしてまいります。デジ(タルサービス)局が担当いたしております。

(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)
(「東京アプリ生活応援事業の対面サポートを7月28日(火曜日)開始」は、こちらをご覧ください。)

3 高齢者いきいき住宅認定制度

【知事】次に三つ目ですが、高齢者の住まいに関する取組についてのお知らせでございます。人生100年時代を迎える中で誰もが年齢を重ねても安心して暮らし続けられる住まいの確保、ますます重要になってきております。とりわけ元気で自立した高齢者の住まいの選択肢を広げていくということ。これが求められています。こうした背景を踏まえまして、都は、「東京都高齢者いきいき住宅認定制度」、これを今日から開始をいたします。子育てがしやすい住宅とか色んなジャンルでこの認定制度を設けている東京都ですが、今回のこの制度では、見守りや防犯対策を講じまして、安全安心を確保するとともに、入居者同士、また、地域との交流にも配慮した賃貸集合住宅、これを都独自に認定するというものです。また認定住宅をより多く供給できますように、住宅の整備に取り組む事業者を支援することといたします。特に既存の住宅を改修して活用する場合には、より手厚く支援をいたします。耐震改修なども併せて行う場合にはさらにその支援を充実させてまいります。今ある住宅を有効に活用しながら、高齢者が安心して暮らせる住まいを増やしていくという考えであります。この制度を多くの方々に知っていただく必要がありますので、認定マークを作成したいと思います。ちょっと三つ候補を作りましたので、どうぞこの三つ、3種類、それぞれの皆さんの声で選んでいきたいと思っています。投票制度にしまして今日から9月30日水曜日まで受け付けますので、ぜひ多くの皆さんにご参加いただきたいと思います。こちらの担当については住宅政策本部となっております。

(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)
(「「東京都高齢者いきいき住宅認定制度」を開始」は、こちらをご覧ください。)

4 ユースクリニック

【知事】次に四つ目です。今度は若者ですけれども、若者に対する相談支援の新たな取組についてのお知らせでございます。思春期から20代前半にかけましては、身体、心、人間関係などなど様々な悩み、また不安を抱えていく人、また、抱えやすい時期でございます。都が設けている身体また心の相談窓口であります、「とうきょう若者ヘルスサポート」、略して「わかさぽ」ですけれども、この「わかさぽ」にも月経痛や予期せぬ妊娠への不安など医療機関での受診が必要な相談が数多く寄せられております。そこで、若い方々が身近な地域で相談から受診まで切れ目なく支援を受けられる「ユースクリニック」を都内20箇所の医療機関で新たに開始をいたします。この取組においては、看護師さん、また助産師さんなどの専門職に無料で相談ができるというものです。また緊急の避妊、それから妊娠の判定などに必要な受診費用の助成をしたり、ユースクリニックを気軽に体験できるイベントなども実施をいたします。対象ですが、都内に在住されておられる方、在学しておられる方、それから在勤の方ですね。25歳未満の若者となっております。実施医療機関などの詳細については特設サイトの方で掲載しておりますので、身体や心の悩みを1人で抱え込まずに困ったときには、ぜひ気軽に利用していただきたいと思います。福祉局の方で担当いたしております。

(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)
(「都内20か所の医療機関でユースクリニックを開始します」は、こちらをご覧ください。)

5 都庁舎プロジェクションマッピングの新コンテンツ公開

【知事】五つ目、最後です。都庁舎のプロジェクションマッピングですけれどもこれまでに累計で160万人の方が楽しんでおられますが、新作の公開についてお知らせをいたしております。東京の夜を彩るこの都庁舎プロジェクションマッピングですが、これまでに累計で160万人を超える方々にお楽しみいただいていると申し上げたばかりです。国内外から広く親しまれておりまして、そしてさらにですね、この東京の魅力を世界に発信する新たな作品を準備しております。中身はですね、国内外で高い人気を誇る4人組のダンスボーカルユニット「新しい学校のリーダーズ」とのコラボレーションで実現をするというものでございます。代表曲は「オトナブルー」、首を振るぶんですか。それから7月に新作でリリースされたばっかりなんですけれども「TTTTOKYO(トトトトウキョウ)」という新作、この2作を用いて明後日の23日から上映いたします。上演の初日には実際に、新しい学校のリーダーズの皆さんも都民広場に登場してくれますので、ぜひファンの方も、いやいやどんな人たちかなと思う皆さんも、ぜひいらしていただきたいと思います。ちなみに新しい学校のリーダーズの皆さんは今年のSusHi Tech 2026の方でロボットと一緒に、素晴らしいパフォーマンスを披露していただいて大人気でした。今回も新作の公開、一緒に盛り上げていただきます。そうやって世界で活躍するアーティストと東京ならではの夜の魅力が融合しました特別な作品となります。ぜひ多くの皆さんに楽しんでいただきたいと思います。産(業)労(働)局で担当しております。以上、私の方から5件お伝えをさせていただきました。

(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)
(「新作品「オトナブルー」「TTTTOKYO」 を8月23日(日)から公開!」は、こちらをご覧ください。)

質疑応答

【記者】ありがとうございました。幹事社の東京新聞の清水と申します。幹事社から2問伺います。まず一問目ですが昨日、今月3回目となった北朝鮮の弾道ミサイル発射がありました。それに関連して前回の会見で、都の八重洲駐車場でもモデル事業を実施すると発表された、より安全に避難できる施設について、改めてお聞きします。より安全にっていうのは、国が進める緊急一時避難施設よりもっていうことだと思うんですけども、具体的な安全性というものを数値の基準というのは国もはっきり定めていません。国民保護法に基づく避難施設のあり方として、都としてどのようなお考えをお持ちなのか、耐久性ですとか、広さ、収容人数、件数といった具体的な数値の目標みたいなのがありましたら、そういったことも含めて教えてください。

【知事】北朝鮮情勢、このところこのホルムズから目をそらすのか何なのかわかりませんけれども、非常に情報も多くなり、かつ昨日ですね、午後5時頃でしたが北朝鮮から複数の弾道ミサイルが発射されたということでございます。これはですね、我が国の平和や安全に極めて深刻でかつ重大な脅威であります。断じて容認できない行為だと。もう何度も重なりますと慣れてくるのが一番怖いですけれども、許せない行為ですので、皆さんとともにこの気持ちをですね、この怒りを共有しておきたいと思います。都は、弾道ミサイル攻撃からの都民の命・財産を守るということで民間の協力を得ながら緊急一時避難施設を確保し、またより安全に避難できる施設の整備を進めております。具体的には今お話ありましたように、麻布十番、こちらの防災倉庫の工事に着手を既にいたしておりますのと、加えて今年度から東京都の八重洲駐車場の詳細調査を行っているところでございます。これからも、これも国の動向も踏まえなければなりません。国の基本方針、ガイドラインも踏まえて、国民、都民の安全安心を確保していくというそういった構えで進めております。

【記者】わかりました。とりあえず国の動向も踏まえながらという段階だっていうことでよろしいですか。

【知事】はい、様々な調査も行いつつ進めております。

【記者】ありがとうございます。続いて2問目の質問ですけども、アメリカのトランプ政権がICCの赤根智子所長らを制裁対象に加えました。法の支配に基づく国際秩序が破壊されて、力による支配への逆行、力による支配に逆行する動きが懸念されますけども、知事のご所感と日本政府への要望などありましたら教えてください。

【知事】そうですね。これはもう大変残念なことでございます。今の国際情勢、なかなか先行きが見えない。だからこそ、法の支配に基づく国際秩序を維持していくということが重要でございます。そういう中でこういう動き、制裁対象に加えるという動きがでてきているのはもう本当に大変残念であります。この件については国において、適切に対応いただきたいと思います。

【記者】わかりました。ありがとうございます。幹事社からの質問は以上です。質問がある社は挙手の上、知事の指名があってから、社名、氏名を名乗って質問してください。よろしくお願いします。

【知事】MXさん。

【記者】ありがとうございます。東京MXテレビの山田清太朗です。千葉豪雨と都の水害対策について一問伺います。千葉県によりますと今回の豪雨で、県内の車両の浸水被害1万台に上るなど様々な被害と、あとは都市部の水害対策の課題っていうのも色々と浮き彫りになったと思います。都の方でも、貯留施設であったりとか地下への浸水対策など様々な対策をされていて、先ほどのアンダーパスの点検の話もありましたけれども、東京都として今回の千葉豪雨の被害を受けて、都内で進めていくべき水害対策、どういったものがあるかと知事のお考えを伺いたいです。

【知事】今日冒頭にお伝えしたのはまさにそれを、水害対策でアンダーパスが冠水した道路に突っ込まない。それからそうですね、帰宅困難者が出た場合ということなどなど全体的に改めて総点検をしまして、そして今この時期に都民の皆さんにすぐできること。またもう既に都として用意をしていることなどについてお伝えをいたしました。ぜひともですね。防災アプリにしっかりとまとめて書いてありますし、また水については、水道局のアプリとも連携してやっておりますので、そこも覗いて見ていただきたいというふうに思います。これからのこの自然災害のですね、強靭性、それから頻発性、言葉ではよく言うんですけれども現実にそういった問題が顕著になってきている。それが故にですね、より「備えよ、常に」を徹底していただきたいとこのように思っております。NHKさん。

【記者】お願いします。NHKの梶原です。弊社から2点お聞きしたいと思います。まず一点目なんですけども東海汽船ですね。島しょ部の定期船運行している東海汽船についてです。不適切な事案を受けまして本日関東運輸局による会社の聴聞も行われているかと思います。島しょ部の自治体からは代替輸送の確保などを求める声もあるかと思いますけれども東京都の対応について改めて聞かせていただけたらと思います。

【知事】はい、東海汽船については、都は、安全確保に向けた取組の徹底。そして一方で都民生活への影響を可能な限り抑えること。都としても対応を求めているところでございます。東海汽船の担っておられる役割とか、またその責任の認識を改めて確認していただきたいと思っております。

【記者】はい、ありがとうございます。2点目です。千葉豪雨の関係でお尋ねをいたします。亡くなられた方の氏名の公表についてなんですけども、千葉県は氏名の公表を行わない方針で対応している一方でですね、同じような事態になった場合に神奈川県の方では氏名公表を行う方針を示しているかと思います。東京都ではこういった場合どういった考えで対応されるのかというのをお聞きできたらと思います。

【知事】災害時にですね、安否の不明な方の氏名というのも公表するかしないかというのも一つ課題としてあります。令和4年(正しくは、令和4年度)に策定された国の方針を踏まえまして、都では取り扱いの方針を定めております。それは発災後、人命救助活動の円滑化に資するということで、生存の可能性がある安否不明者の氏名は原則公表と。それからお尋ねのお亡くなりになられた方の氏名ですけれども、こちらは個人情報の取り扱い、また国の見解について示されていないということもあるので、ここはですね関東知事会として、全体として全国的なルール作りの検討を要望をいたしているところです。これなかなか難しくて東京と、この都内で、こういった災害で亡くなられた方が都民なのか何か、たまたまそこに来ておられたと確認ができないとか様々課題もございますけれども、一度そこは整理をして、国としても整理をしてほしいということで要望を出しております。はい、日経さん。

【記者】日本経済新聞社の熊谷と申します。本日23区内の大学の定員規制を巡る政府の有識者会議が開かれています。規制による国際競争力の低下であったり、人材育成の支障が指摘されているとして、都は撤廃を求めているかと思います。改めて知事の規制に対する弊害や規制撤廃によるメリットなどについて国益の観点からどのようにお考えを整理されているのか改めてお伝えいただければと思います。よろしくお願いします。

【知事】規制については弊害しかないと思います。この定員規制っていうのは、場所だけを理由にして大学の改革を阻むということ。これはもう不合理以外のものではありません。実際23区の多くの大学の方々からですね。規制によってデジタルなどの成長分野の学部の設置を断念したとかですね。それから逆に学ぶ方、若い人たちからは、進学先また将来の選択肢が狭まるとか、規制に対して多くの懸念の声が寄せられております。規制開始後もですね、元々の制度の目的が、例えば若者の地方への進学状況、変えていくということなんですが、データ取ってもですね、それは変化はありませんし、なんら効果が見えない規制で、やった感だけではないでしょう。そればかりか若者の将来、また国の成長戦略の足かせとなる極めて弊害の大きいものだと思います。今まさにこれ世界中そうだと思いますけれども大学で何を教えるかっていうのはですね、極めて重要な世界的なテーマで、これは例えば、AIの進歩であるとかですね、国際情勢など大きく変わってきて今後これからの世界を担っていく日本を担っていく若い世代に何を教えて何を学んでもらうのか、もしくは、ひょっとしたら、なんていうんですかね、大学の位置づけそのものも変わっていくような時代でありますので、ましてや東京から何か取っていくとですね、物事が解決するといったような古びた発想から脱却しなければ日本全体の成長やそれぞれ個人の人生の築き方にもですね、プラスにはならないというふうに思っております。

【記者】ありがとうございます。それに関連して逆に規制が撤廃、2028年の3月で撤廃になるか、規制が一度期限を迎えるかと思うんですが、規制撤廃によるメリットなどについても改めてお考えをお願いします。

【知事】今だいぶお答えしてるかと思いますけれども、これからの世の中のニーズやまた変革のスピードにですね、この即した、またさらに、フォワードルッキングというそういう観点からですね、大学がそういった将来のニーズと、そして学生さんたちの学びへの意欲に応えられる、そういう自由度、選択肢が広がってくるっていうのが最大のメリットになるし、それは今後のこれからも日本やそして東京、そして全体の成長に繋がっていくというふうに思っております。

【記者】ありがとうございます。

【知事】メリットしかないと思います。よろしいですか。ありがとうございました。

※テキスト版については、読みやすさを考慮し、重複した言葉づかい、明らかな言い直しなどの整理や補足説明をしています。

(テキスト版文責 政策企画局戦略広報部企画調整課)

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