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令和5年(2023年)3月29日更新

報道発表資料

2 電気自動車等(ZEV)について

(1)電気自動車等(ZEV)の認知度

電気自動車等(ZEV【注】)で知っているものを聞いた。(M.A.)
(本文P36~P37)

  • 「電気自動車(EV)」が85%でトップ
  • 「プラグインハイブリッド車(PHV)」54%、「燃料電池自動車(FCV)」37%が続く

【注】ZEVとは
走行時に二酸化炭素等の排出ガスを出さない電気自動車(EV)や燃料電池自動車(FCV)、プラグインハイブリッド自動車(PHV)を総称してゼロ・エミッション・ビークル(Zero Emission Vehicle)といい、本調査では、これらを「電気自動車等(ZEV)」と呼ぶ。(通常のハイブリッド車(外部から充電できないハイブリッド車)は除く。)

グラフの画像1

(注)
平成30年は「ゼロエミッション東京の実現に向けた自動車利用に関する世論調査(平成30年11月調査)」

(2)電気自動車等(ZEV)の乗車経験

電気自動車等(ZEV)で知っているものを答えた人(1,584人)に、電気自動車等(ZEV)の乗車経験を聞いた。
(本文P38~P40)

  • 『乗車したことがある(計)』は20%
  • 「乗車したことがない」は74%

グラフの画像2

(注)
『乗車したことがある(計)』は「普段から乗車している」「何回か乗車したことがある」の合計 

(3)電気自動車等(ZEV)の魅力

電気自動車等(ZEV)について魅力に感じていることを聞いた。(3M.A.)
(本文P41~P44)

  • 「環境にやさしい」が63%でトップ
  • 「排出ガスが出ない」46%、「走行時の音が静か」27%が続く

グラフの画像3

(4)電気自動車等(ZEV)についての心配事

電気自動車等(ZEV)について心配していることを聞いた。(3M.A.)
(本文P45~P49)

  • 「充電・燃料補給場所が少ない」が40%でトップ(平成30年より5ポイント減少)
  • 「価格が高い」33%、「走行可能距離が短い」、「充電・燃料補給に時間がかかる」がともに27%で続く

グラフの画像4

(注1)
平成30年は「ゼロエミッション東京の実現に向けた自動車利用に関する世論調査(平成30年11月調査)」

(注2)
「価格が高い」「バッテリーの安全性が不安」「走行音が静か過ぎて危険」は今回からの選択肢

(注3)
「充電・燃料費が高い」は平成30年では「燃料費が高い」

(5)電気自動車等(ZEV)の機能の活用

電気自動車等(ZEV)の活用してもよいと思う機能を聞いた。(M.A.)
(本文P50~P52)

  • 「自宅の停電や災害時の備えとして活用」が69%でトップ
  • 「災害時に地域の非常電源として活用」35%、「屋外レジャーの電源として活用」24%が続く

グラフの画像5

(6)電気自動車等(ZEV)の購入検討の有無

電気自動車等(ZEV)の購入を検討したことがあるか聞いた。
(本文P53~P56)

  • 「検討したことがある」は9%(平成30年より1ポイント増加)
  • 「検討したことはない」は90%(平成30年より3ポイント減少)

グラフの画像6

(注)
平成30年は「ゼロエミッション東京の実現に向けた自動車利用に関する世論調査(平成30年11月調査)」

(7)電気自動車等(ZEV)の購入有無

電気自動車等(ZEV)の購入を検討したことがあると答えた人(154人)に、検討の結果、購入したかどうか聞いた。
(本文P57~P59)

  • 『購入した(計)』は17%(平成30年より10ポイント増加)
  • 「購入しなかった」は83%(平成30年より7ポイント減少)

グラフの画像7

※残価設定型ローンは、自動車を中心に普及している。設定した残価(将来の下取り価格)を差し引いた後の商品価格に対してローンを組むため、月々の返済額を抑えられる反面、返済終了後の商品の状態(自動車でいえば傷の有無や走行距離等)によっては、設定した残価よりも査定額が下回り、商品を返却したい場合に差額を支払う必要があるなど、注意を要する点もある。

(注1)
平成30年は「ゼロエミッション東京の実現に向けた自動車利用に関する世論調査(平成30年11月調査)」

(注2)
『購入した(計)』は「現金で購入した」「通常ローンで購入した」「残価設定型ローンで購入した」「リース契約した」の合計

(8)電気自動車等(ZEV)を購入または検討したいと思う条件

電気自動車等(ZEV)の購入を検討しなかった、または検討した結果購入しなかったと答えた人(1,765人)に、電気自動車等(ZEV)を購入または検討したいと思う条件を聞いた。(M.A.)
(本文P60~P64)

  • 「購入価格が安くなる」が44%でトップ
  • 「自宅で容易に充電が可能となる」36%、「充電・燃料補給施設の設置数が増加する」33%が続く

グラフの画像8

(注1)
平成30年は「ゼロエミッション東京の実現に向けた自動車利用に関する世論調査(平成30年11月調査)」

(注2)
「購入したい車種(軽・小型・普通など)やボディタイプ(スポーツ用多目的車(SUV)、ワンボックスなど)が発売される」は平成30年では「購入したい車種(軽・小型・普通など)が発売される」、「条件によらず、購入するつもりはない」は平成30年では「ガソリン車が好きだから購入しない」

(注3)
「好みのメーカー・ブランドから発売される」は今回からの選択肢

(9)購入したいと思うガソリン車と電気自動車等(ZEV)の差額

電気自動車等(ZEV)を購入または検討したいと思う条件で「購入価格が安くなる」と答えた人(778人)に、ガソリン車との差額がどの程度であれば購入したいと思うか聞いた。
(本文P65~P67)

  • 「ガソリン車と同額、または、それより安くなれば」が44%でトップ
  • 「ガソリン車との差額が+30万円以内であれば」15%、「ガソリン車との差額が+10万円以内であれば」14%が続く

グラフの画像9

(注1)
平成30年は「ゼロエミッション東京の実現に向けた自動車利用に関する世論調査(平成30年11月調査)」

(注2)
平成30年とは選択肢の表記が変わっているため留意が必要

(10)外出先での電気自動車(EV)の充電時間

電気自動車等(ZEV)を購入または検討したいと思う条件で「充電・燃料補給にかかる時間が短くなる」と答えた人(539人)に、外出先での充電にかかる時間がどの程度であれば購入したいと思うか聞いた。
(本文P68~P69)

  • 「10分程度」が43%でトップ(平成30年より1ポイント増加)
  • 「15分程度」23%、「5分程度」23%が続く

グラフの画像10

(注1)
平成30年は「ゼロエミッション東京の実現に向けた自動車利用に関する世論調査(平成30年11月調査)」

(注2)
「わからない」は平成30年の選択肢

(11)電気自動車(EV)の走行距離への期待

電気自動車(EV)に期待するフル充電で可能な走行距離について聞いた。
(本文P70~P72)

  • 「500キロメートル」が23%でトップ(平成30年より4ポイント増加)
  • 「300キロメートル」13%、「400キロメートル」10%が続く

グラフの画像11

(注)
平成30年は「ゼロエミッション東京の実現に向けた自動車利用に関する世論調査(平成30年11月調査)」

参考 距離の目安(東京・日本橋から)

  • 約100キロメートル:熱海、宇都宮、水戸、前橋
  • 約200キロメートル:静岡、白河
  • 約300キロメートル:豊橋、福島
  • 約400キロメートル:四日市、石巻、富山
  • 約500キロメートル:京都、金沢
  • 約600キロメートル:和歌山、秋田
  • 約700キロメートル:岡山、弘前

(12)電気自動車(EV)のバッテリー充電について

電気自動車(EV)のバッテリー残量がどの程度になったら充電したいか聞いた。
(本文P73~P75)

  • 「4分の1程度になったら」が37%でトップ(平成30年より5ポイント減少)
  • 「半分程度になったら」25%、「残量に関係なく、使用した日ごとや利用する駐車スペースに充電設備をみかけたら」12%が続く

グラフの画像12

(注1)
平成30年は「ゼロエミッション東京の実現に向けた自動車利用に関する世論調査(平成30年11月調査)」

(注2)
「残量に関係なく、使用した日ごとや利用する駐車スペースに充電設備をみかけたら」は平成30年では「使用する度に充電したい」、「残量低下の警告が出たら」は平成30年では「ギリギリまで充電しない」

(注3)
「わからない」は今回調査からの選択肢

(13)充電設備設置場所の希望

どこに電気自動車(EV)の充電設備があればよいと思うか聞いた。(3M.A.)
(本文P76~P80)

  • 「自宅」が62%でトップ(平成30年より20ポイント増加)
  • 「コンビニやスーパー、商業施設などの駐車場」44%、「高速道路のサービスエリア・パーキングエリア」33%が続く

グラフの画像13

(注1)
平成30年は「ゼロエミッション東京の実現に向けた自動車利用に関する世論調査(平成30年11月調査)」

(注2)
「コンビニやスーパー、商業施設などの駐車場」は平成30年では「コンビニやスーパーなどの駐車場」、「自宅付近の契約駐車場」は平成30年では「自宅付近の普段利用している駐車場」、「区役所、市役所の駐車場」は平成30年では「区役所、市役所」、「病院の駐車場」は平成30年では「病院」、「カーディーラー(自動車の販売店)」は平成30年では「カーディーラー」

(注3)
「公道上の路肩(駐車区間として整備した場所)」「勤務先の駐車場」は今回からの選択肢

(14)充電設備の混雑の回避方法

充電設備の混雑をどのような方法で回避できるとよいと思うか聞いた。(M.A.)
(本文P81~P84)

  • 「自宅用充電設備の設置の推進」が61%でトップ
  • 「充電設備の設置数の拡大」56%、「さらに短時間で充電可能な設備の開発」49%が続く

グラフの画像14

(15)電気自動車(EV)の充電集中の回避方法

多くの車両の同時充電による電力需要の増大を、どのような方法で回避するのがよいと思うか聞いた。(M.A.)
(本文P85~P88)

  • 「太陽光発電などの再生可能エネルギーを利用した充電設備等の設置数の拡大」が63%でトップ
  • 「電力需給ひっ迫の可能性が比較的低い時間帯での充電の呼び掛け」34%、「充電設備の課金額変動制の導入(電力需給ひっ迫時間帯の料金加算など)」20%が続く

グラフの画像15

(16)利用してみたい電気自動車等(ZEV)

電気自動車等(ZEV)をレンタカーやカーシェアリングで利用してみたいと思うか聞いた。(M.A.)
(本文P89~P91)

  • 「電気自動車(EV)を利用してみたい」が42%でトップ(平成30年より13ポイント増加)
  • 「プラグインハイブリッド自動車(PHV)を利用してみたい」24%、「燃料電池自動車(FCV)を利用してみたい」17%が続く

グラフの画像16

(注1)
平成30年は「ゼロエミッション東京の実現に向けた自動車利用に関する世論調査(平成30年11月調査)」

(注2)
「その他」「わからない」は平成30年の選択肢

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