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報道発表資料  2024年12月05日  政策企画局

令和6年度第3回インターネット都政モニターアンケート結果
新型コロナウイルス感染症の後遺症について

今回の調査は、新型コロナウイルス感染症の後遺症に関する都民の認識や都の取組の認知度等を把握し、今後の取組の参考とするため実施しました。

アンケート期間

令和6年8月29日~9月5日

回答率

98.6%(493名/500名)

調査結果

以下抜粋(詳細は別紙「調査結果(PDF:667KB)」)

【コロナ後遺症の認知度】(P4-5)『知っていた(計)』【注1】が全数近く

  • 「コロナ後遺症」について、『知っていた(計)』(98.9%)は、全数近くだった。

【注1】「言葉も内容も知っていた」81.1%、「言葉は知っていたが、内容の詳細は知らなかった」17.8%の合計

(n=493)

グラフの画像1

【周囲でコロナ後遺症に悩んでいる人】(P6)「いる」が2割半ば

自身や周囲の方でコロナ後遺症に悩んでいる(悩んでいた)人は、「いる」26.4%、「いない・わからない」73.6%だった。

(n=493)

グラフの画像2

【コロナ後遺症に関する意識】(P9-10)「コロナ後遺症になったら、生活に影響があるのではないかと不安である」が9割近く

「コロナ後遺症になったら、生活に影響があるのではないかと不安である」(87.2%)が最も高く、以下、「コロナに感染しても、自分自身はコロナ後遺症にはならないと思う」(4.9%)、「自分自身はコロナに感染しないと思う」(4.1%)などと続く。

(n=493)

グラフの画像3

【後遺症について知っておきたいこと】(P12-14)「後遺症に対応可能な医療機関などの受診先」が6割半ば

「後遺症に対応可能な医療機関などの受診先」(66.1%)が最も高く、以下、「コロナ後遺症かもと思った場合の対応」(58.6%)、「回復するために留意すべきこと」(38.9%)、「健康保険の手当金や労災保険の給付などの公的支援制度」(33.3%)などと続く。

3MA(n=493)

グラフの画像4

インターネット都政モニター

インターネットを使用する18歳以上の都内在住者を対象に公募し、性別、年代、地域等を考慮して500人を選任

問い合わせ先
(調査一般)
政策企画局戦略広報部企画調整課
電話 03-5388-3139
Eメール S0014904(at)section.metro.tokyo.jp
(調査結果)
保健医療局感染症対策部調査・分析課
電話 03-5320-4213
Eメール S1150702(at)section.metro.tokyo.jp
※迷惑メール対策のため、メールアドレスの表記を変更しております。
お手数ですが、(at)を@に置き換えてご利用ください。

〔資料〕

調査実施の概要

1 アンケートテーマ

新型コロナウイルス感染症の後遺症について

2 アンケート目的

新型コロナの罹患後症状(いわゆるコロナ後遺症)は、年齢や基礎疾患の有無、コロナ罹患時の重症度等と関係があることも指摘されているが、全てのコロナ罹患者に生じる可能性がある。
後遺症に関する都民の認識や都の取組の認知度を把握し、今後の取組に活かし、更なる理解促進に資することを目的とする。

3 アンケート期間

令和6年8月29日(木曜日)から9月5日(木曜日)まで

4 アンケート方法

インターネットを通じて、モニターがアンケート専用ホームページから回答を入力する。

5 インターネット都政モニター数

500人

6 回答者数

493人

7 回答率

98.6%

新型コロナウイルス感染症の後遺症について

1 調査項目

Q1 コロナ後遺症の認知度
Q2 周囲でコロナ後遺症に悩んでいる人の有無
Q3 コロナ後遺症について知っていること
Q4 コロナ後遺症に関する意識
Q5 コロナに感染しないと考える理由
Q6 後遺症について知っておきたいこと
Q7 コロナ後遺症に悩む方への対応
Q8 支援しない理由
Q9 支援のために必要な情報
Q10 知っている都の情報提供
Q11 後遺症ポータルサイトの認知度
Q12 「ポータルサイト」に求めること
Q13 トップページの印象
Q14 好感が持てる理由
Q15 好感が持てない理由
Q16 後遺症対応医療機関検索の利便性
Q17 後遺症対応医療機関検索が使いやすい理由
Q18 後遺症対応医療機関検索が使いにくい理由
Q19 コロナ後遺症について(自由意見)

アンケート回答者属性

  モニター人数 回答
人数 構成比
全体 500 493 100.0 98.6
性別 男性  250 246 49.9 98.4
女性 250 247 50.1 98.8
年代別 18・19歳 10 9 1.8 90.0
20代 70 69 14.0 98.6
30代  76 75 15.2 98.7
40代  90 89 18.1 98.9
50代  87 85 17.2 97.7
60代  60 60 12.2 100.0
70歳以上 107 106 21.5 99.1
職業別 自営業  34 34 6.9 100.0
常勤  239 236 47.9 98.7
パート・アルバイト 47 46 9.3 97.9
主婦・主夫 76 75 15.2 98.7
学生  30 28 5.7 93.3
無職  74 74 15.0 100.0
居住地域別 東京都区部 344 338 68.6 98.3
東京都市町村部 156 155 31.4 99.4


※集計結果は百分率(%)で示し、小数点以下第2位を四捨五入して算出した。そのため、合計が100.0%にならないものがある。
※n(number of cases)は、比率算出の基数であり、100%が何人の回答者に相当するかを示す。
※複数回答方法…(MA)=いくつでも選択、(3MA)=3つまで選択、(2MA)=2つまで選択

新型コロナウイルスに感染後、ほとんどの方は数日から数週間で回復しますが、その後も倦怠感や息切れ、味覚・嗅覚障害といった症状が、長引いたり、新たに現れたりすることがあります。このような、長引いたり新たに現れたりする症状を「罹患後症状(いわゆる後遺症)」と呼んでおり、WHO(世界保健機関)は「新型コロナウイルスに罹患した人にみられ、少なくとも2カ月以上持続し、また、他の疾患による症状として説明がつかないもの」と定義しています。後遺症は年齢や性別、基礎疾患の有無などとの関連も指摘されていますが、新型コロナウイルスに感染したすべての方に起こる可能性があります。

令和5年5月に新型コロナウイルス感染症が感染症法上の5類感染症に位置付けられてから、1年以上が経ちますが、現在でも、後遺症の症状により、仕事や学業といった日常生活に影響が出ている方がおり、中には後遺症について周囲の理解が得られず、苦しんでいる方もいます。

東京都では、これまでもホームページにおける情報発信やリーフレット作成、後遺症対応医療機関の公表等により、後遺症に関する理解促進を図ってきました。さらに理解を進めるために、専用サイト「新型コロナ後遺症ポータル」※を8月より開設しています。今後の施策や更なる情報提供の参考とするため、都政モニターの皆様のご意見をお伺いします。

※このアンケートでは、新型コロナウイルスを「コロナ」、罹患後症状(いわゆる後遺症)を「コロナ後遺症」と記載いたします。
※新型コロナワクチン接種後の副反応ではなく、コロナ感染後の症状についてのアンケート調査です。
新型コロナ後遺症ポータル
リーフレット等

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