ここから本文です。
2020年02月04日 生活文化局
今回の調査は、住まい方や空き家の活用などに対する都民の意識を把握し、今後の都政運営の参考とするため実施したものです。
アンケート期間:令和元年11月27日~12月3日 回答率:94.6%(472名/499名)
詳細は、別紙「調査結果」をご覧ください。
現在の住まいについて聞いたところ、持ち家率は7割近く(69.9%)(「持家(一戸建て)」(37.9%)+「持家(分譲マンションなどの共同住宅・長屋建て(テラスハウス))」(32.0%))と高く、「民間賃貸住宅」(19.7%)は2割近くとなっている。
住環境に求める要素について聞いたところ、「駅から近い」(67.8%)が7割近くで最も高く、以下、「地震・水害等による被害の危険性が低い」(64.2%)、「コンビニ・スーパーが近い」(43.0%)、などと続いている。
住宅に求める要素について聞いたところ、「日照・通風が優れている」(55.1%)が5割半ばで最も高く、以下、「耐震性・耐火性が優れている」(49.2%)、「居住する人数に合った広さがある」(46.2%)などと続いている。
高齢期の暮らし方について聞いたところ、「現在(高齢期)の住宅にそのまま住み続けたい」(36.6%)が4割近くで最も高く、以下、「現在(高齢期)の住宅のリフォームを行い住み続けたい」(17.2%)、「サービス付き高齢者向け住宅など高齢者向けの住宅に入居したい」(11.4%)、「故郷や地方に移住したい」(10.4%)などと続いている。
子育て世帯に適した住まいや住環境の要素について聞いたところ、「住宅の広さや間取り」(33.9%)、「小学校・中学校などが近くにある」(33.5%)、「住宅・住環境の防犯性が優れている」(33.3%)、「託児所・保育所・幼稚園などが近くにある」(32.8%)の4つが3割を超えて高く、以下、「子供の遊び場、児童館、公園などが近くにある」(28.6%)、「小児科などの医療機関が近くにある」(28.2%)などと続いている。
空き家の活用方法について聞いたところ、「中古住宅として売却する」(49.8%)が5割近くで最も高く、以下、「住宅として賃貸する」(44.1%)、「若者や高齢者向けのシェアハウスとして活用する」(29.4%)、「グループホームなど福祉的な施設として活用する」(25.6%)などと続いている。
重要と考える東京都の住宅施策について聞いたところ、「災害時における安全な居住の持続」(57.4%)が6割近くで最も高く、以下、「高齢者の居住の安定」(55.5%)、「住まいにおける子育て環境の向上」(37.1%)、「活力ある持続可能な住宅市街地の実現」(28.4%)などと続いている。
※インターネット都政モニターは、インターネットが使える18歳以上の都内在住者を対象に公募し、性別、年代、地域等を考慮して500人を選任
問い合わせ先 生活文化局広報広聴部都民の声課 電話 03-5388-3159 |
〔資料〕
「東京の住まいについて」
住まい方や空き家の活用などに対する都民の意識を把握し、今後の都政運営の参考とする。
令和元年11月27日(水曜日)から令和元年12月3日(火曜日)まで
インターネットを通じて、モニターがアンケート専用ホームページから回答を入力する。
499人
472人
94.6%
※本報告書では、一部、前回調査(平成27年10月実施「東京の住まい」)との比較を行っています。
東京の人口は令和7年(2025年)に、世帯数は令和17年(2035年)にそれぞれのピークを迎え、その後減少に転じると推計されています。また、少子高齢化の急速な進行や単身世帯の増加、ライフスタイルの多様化など、住まいを取り巻く環境は大きく変化しています。
また、都内では80万戸を超える空き家が存在しており、その有効活用や適正管理が求められています。
このような社会経済状況の変化の中、東京都では、今後の住宅施策の検討を進めております。
今回のアンケート調査では、今後の事業実施の参考とするため、東京の住まいについて、都政モニターの皆さまのご意見をお伺いします。
Q1 現在の住まい
Q2 持家のメリット
Q3 賃貸住宅のメリット
Q4 理想の住まい
Q5 住環境に求める要素
Q6 住まいに求める要素
Q7 高齢期の住まい方
Q8 子育て世帯に適した住まいや住環境の要素
Q9 既存住宅(中古住宅)に対する考え方
Q10 リフォームに対する考え方
Q11 空き家の活用等の意向
Q12 空き家の活用方法
Q13 東京都の住宅施策について
Q14 東京都の住宅施策や東京の住まいについての自由意見
モニター人数 | 回答 | ||||
---|---|---|---|---|---|
人数 | 構成比 | 率 | |||
全体 | 499 | 472 | - | 94.6 | |
性別 | 男性 | 249 | 231 | 48.9 | 92.8 |
女性 | 250 | 241 | 51.1 | 96.4 | |
18・19歳 | 11 | 10 | 2.1 | 90.9 | |
20代 | 59 | 53 | 11.2 | 89.8 | |
30代 | 86 | 81 | 17.2 | 94.2 | |
40代 | 104 | 101 | 21.4 | 97.1 | |
50代 | 77 | 70 | 14.8 | 90.9 | |
60代 | 81 | 79 | 16.7 | 97.5 | |
70歳以上 | 81 | 78 | 16.5 | 96.3 | |
職業別 | 自営業 | 46 | 46 | 9.7 | 100.0 |
常勤 | 191 | 173 | 36.7 | 90.6 | |
パート・アルバイト | 58 | 56 | 11.9 | 96.6 | |
主婦 | 97 | 95 | 20.1 | 97.9 | |
学生 | 30 | 27 | 5.7 | 90.0 | |
無職 | 77 | 75 | 15.9 | 97.4 | |
居住地域別 | 東京都区部 | 341 | 319 | 67.6 | 93.5 |
東京都市町村部 | 158 | 153 | 32.4 | 96.8 |
※集計結果は百分率(%)で示し、小数点以下第2位を四捨五入して算出した。そのため、合計が100.0%にならないものがある。
※n(number of cases)は、比率算出の基数であり、100%が何人の回答者に相当するかを示す。
※複数回答方法…(MA)=いくつでも選択、(3MA)=3つまで選択、(2MA)=2つまで選択
Copyright (C) 2000~ Tokyo Metropolitan Government. All Rights Reserved.